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涼｢ここです、玲於の部屋。｣
龍友さんと亜嵐さんが隼さんの代わりにお昼ご飯を作っている間に、
涼太くんに2階にある玲於さんの部屋を教えてもらった。
A『あ、涼太くん』
じゃあ俺戻るね、と言って階段に向かう涼太くんにお礼を言うために引き止める。
涼｢…っ！｣
A『…？』
ハッとした顔で涼太くんが振り向いてくる。
涼｢、今の涼太くんって、もっかい呼んでください！｣
私のところにスタスタと駆け寄って、両肩を掴まれてユサユサとゆらされる私。
A『…あ、ごめんなさい、同じクラスに同じリョウタくんっていう子がいて君付けにしちゃって』
涼｢そんなの気にしません！
もう1回呼んでください！｣
A『…涼太、くん』
涼｢…、ぉー｣
かっ…！！かわいい！！！！！
恋愛経験が少ない私には、照れている涼太くんが可愛い子犬に見えて仕方がない！！！！！
A『…ありがとう。部屋教えてくれて。』
ニヤける顔を必死に抑えて、そう言う。
涼｢名前付けてもう1回言って、｣
A『…涼太くん、部屋教えてくれてありがとう』
涼｢…ねえもう俺の部屋行きません？｣
玲｢おい｣
涼｢…あ、｣
玲｢俺の部屋の前で何やってんの｣
ドアがガチャっと開いて、玲於さんが涼太くんに睨みをきかせて軽くキレる。
玲｢何が俺の部屋行こうだよ｣
涼｢あのですね…｣
玲｢涼太くんには下心しかないから絶対部屋に行くなよ｣
A『そんな風には見え』
玲｢人は見かけによらないから｣
涼｢…すみませんでした｣
玲｢で、何やってんの？｣
A『玲於さん何してるかなーって思って…』
玲｢…入れ｣
え？なにそのボスの部屋に入れてやるから入れよみたいな言い方。
A『…おじゃましまーす』
涼｢…まーす｣
玲｢涼太くんは戻ってて｣
涼｢…部屋に2人きりとかそれこそ下心あるの玲於の方じゃん｣
玲｢隼いるし｣
涼｢…隼と3人でなんかするんでしょ！｣
玲｢…はぁ、もう戻ってて｣
涼｢…はい｣
涼太くんが観念して部屋から離れていき、私が足を踏み入れた玲於さんの部屋のドアがバタンと閉まる。
A『…うわ、広いですね』
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mさん(プロフ) - 一華さん» コメントありがとうございます！更新頻度上げられるよう、頑張りますヽ(*^^*)ノ (2017年8月6日 16時) (
レス) id: 6b8e4ce5c6 (このIDを非表示/違反報告)
mさん(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年8月6日 16時) (レス) id: 6b8e4ce5c6 (このIDを非表示/違反報告)
一華(プロフ) - すごい面白いです！こうしんたのしみにしてます！ (2017年8月5日 14時) (レス) id: 8f779826ab (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - このお話面白いです！続き楽しみに待ってます！！ (2017年8月5日 10時) (レス) id: 531ce29382 (このIDを非表示/違反報告)
mさん(プロフ) - HIMARIさん» コメントありがとうございます！有難いです(；▽；)更新頻度頑張って上げますね！！ (2017年8月5日 0時) (レス) id: 6b8e4ce5c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まいじろー
| 作成日時：2017年1月17日 14時
