火事を見に行こう！ ページ10
｢…っていうことがあってさ…｣
｢わ、わぁ…フリッピーもランピーも積極的ね…｣
｢Aはそれでも気付かないなんて…ホントに鈍感…｣
ただいまガールズトーク中です
昨日あったことがどうしても忘れられず、ペチュニアとギグルスに話しています…
｢Aったら本当に愛されてるわね｣
ふふっ、と優しい笑みを浮かべるペチュニア
｢愛され…？何の話？｣
｢何でもないわよ｣
…？
変なペチュニア
｢あ、そういえば、ペチュニアはハンディさんとどこまでいったの？キスした？｣
｢え！？も、もう…何よ急に……してないわよ…｣
少しだけ赤くなるペチュニア
可愛いなぁ
｢嘘だ〜！あんなにハンディさんと仲良しな癖に〜！｣
ギグルスも私にノってくれた
｢ちょっと…二人してやめてよ…恥ずかしいじゃない…｣
｢｢ペチュニア可愛い〜｣｣
｢やめてってば………ふふっ｣
３人で仲良く話していると、消防車のサイレンの音が聞こえてきた
｢火事でもあったのかしら…｣
｢見に行ってみる？｣
｢うん！｣
私達は急いで外に出た
どうやら近くのレストランで火事が起きたらしい
ごうごうと炎が燃え盛っている
そして、人だかりも凄かった
ふと、私達の近くにいた人の会話が私の耳に入った
｢まだ中に人がいるみたいよ｣
｢あれじゃあきっと助からないわよ…｣
中に人がいる…？
私はもう一度レストランを見た
消防士さんは炎があまりにも大きいので、苦戦しているようだ
まだ人がいるのに…助けに行かない消防士さんを私はじれったく思った
レストランに来た人の中にはきっと観光に来た人もいるはずだ
この街の人は死んでも生き返る
でも観光に来た人はそんなことできない
気付けば、私の足は勝手に動いていた
｢ちょっとA！？危ないわよ！やめなさい！｣
ペチュニアが私を引き止めようとする
｢助けに……助けに行かなきゃ…！｣
｢駄目！貴女が行く必要はないわ！｣
｢でも……！｣
私が次の言葉を言おうとした途端、急に歓声が上がった
｢え？何！？｣
私は驚いてレストランを見た
レストランの入り口から誰かが出てくるのがわかった
中にいたであろう人を５人くらい抱えていた
それを見たギグルスが口を開いた
｢スプレンディドだ……！｣
スプレンディドって…確か…
あの死天王の…？
かっこいい…！
私は彼の横顔を見ながらそう思った
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月見優弥 - 俺なってぃーさんの作品好きです‼️続きが楽しみです！でも無理しない程度で更新してくださると嬉しいです‼️😊長文でごめんなさい🙇♀️ (2022年8月1日 12時) (
レス) @page18 id: 1930563092 (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - めっちゃ好きこの作品！更新待ってます！ (2018年6月9日 1時) (レス) id: 8238385bc5 (このIDを非表示/違反報告)
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