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青「りょーおー！」
まだ電話中なんか、なかなか来てくれない
青「りょうー？りょー！りょーー、」
結構大きい声で呼んでるから、ひょっとしたら隣の人ビックリしてるかな？
それこそネコでも飼ってるって勘違いされるかな？
そう言えば小さい頃、なにかの用事で「おかーさん、おかーさーん」って呼んでたら「用事がある時は自分から来なさい」って叱られたたっけな(笑)
ふとそんな事を思い出したら、イケナイ事をしてるんが面白くなってきて湯船の縁にあげた自分の足を眺めながら延々と呼び続けた
青「りょうちゃーん。りょーおー。りょー…
黄「もう！なんなん？！(怒)」
あ、やっと来た。
けど、ドアの向こうで止まってる。
なんで開けへんねやろ？って不思議に思っていると、シルエットが更に怒り出し
黄「もう！だから、なんなん？シャンプーでも切れたん？それかナメクジかヤモリでも出たん？」
ん？
青「…ナメクジとかヤモリが出たって言うたら、亮、どうにかしてくれるん？」
確か、そういうん大ッ嫌いやなかったっけ？？
黄「どうにも出来へん！！」
青「ほら、無理やん(苦笑)」
黄「そんなん、出来へんのわかっててなんで呼ぶん？！」
青「ちゃうやん、お風呂入ろ？」
黄「は？」
青「入っといで？」
黄「もう上がるん？入れ替わりで入れって事？」
青「ちゃう」
もー。面倒かかるなぁ
足を下ろして手を伸ばしドアを押し開けると、狼狽える亮とご対面
黄「ちょっ///なにしてるん？」
青「だから、お・ふ・ろ！はよ入ってきぃ！」
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年9月29日 0時
