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ぶくぶくぶく///
…ぶくぶく、ぶくぶくぶくぶく///
黄「ちょ、顔、お湯に付けながら泣きなや」
青「ぶくぶく、ぶー、、、///」
黄「なんて?」
青「泣いてない。…こと、ないー!!」
ザッブーン!!
青「りょー!大好きー!!(涙)」
万歳してから亮に抱きつく
青「どうしよ。俺、めっちゃ感動して心臓潰れそう!…なんで亮ってそうなん?!ホンマは、ふたりっきりの旅行楽しみにしてくれてたんやろ?今日かて色々計画してくれてたんちゃうん?!…せやのに俺のこと一番に考えてくれたん?」
黄「…そ、そんな褒めすぎや。気ぃ狂うわ///」ぽりぽり…
だって、だって、だってー!
青「ぶぇーーん(涙)」
黄「もー、わかったわかったから、ちょっと離れてやっ///」
青「…なんで?…いっつもくっつきたがるやん」
黄「けど、今日はこないだみたいに境目ないしっ!」
青「境目?…あ。お風呂の縁か」
黄「そう!!だからあんまり密着せんで、色々大変なことになる///」
青「ぷっ、くくく」
黄「ど、どうしたん笑い出したりして?!」
青「こないだと逆やね。亮に呼ばれて、俺が泣かされてる」
黄「泣かそうと思ったんちゃうし!…ただ、章ちゃんやったらそうしたいかなーって思っただけやし」
青「…思うんは簡単やけど、変更とか大変やったやろ?キャンセル料かてもったいないことさせたんやない?」
黄「ううん。前日オッケーで、昨日のうちにフロントに電話したからセーフ!」
えっへんすごいやろって胸を張って仰け反ると、必然的に俺との間に距離が出来るから離れないように引き寄せる
黄「わぁ///…どしたん?!」
青「…もうちょっとこうしてよ?」
黄「…ええー!?///」
青「ふふふ///…なぁ、バスの時間までどれくらい?」
黄「お昼過ぎのに乗るから、チェックアウトまではゆっくり出来るで」
…じゃあ、
青「それまでは、ふたりの記念日を堪能しよう?」
黄「どういうこと?」
青「亮がしたい事していいよ///」
ギュッ///
黄「え!ええ?!///」
せめてものお礼、やないけど。ほんま、何言われても付き合うで。て、そんな気持ちでいっぱいやった
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作者名:青菜はやと | 作者ホームページ:
作成日時:2019年9月29日 0時