21 ページ21
・
黄「おわっ!もー、何?!///」
青「寒いんやもん!ギューーーってして?ww」
黄「ちょ、しょーちゃん恥ずかしいからっ!!///」
…むっ。
なんよ、いつもは亮からちょっかいかけてくるのに!
青「いいもん、いいもん!(怒)」
ブンむくれて「ふん!」なんて言いながら亮から離れて中に入ると
「いらっしゃいませ、お待ちしておりました」ニコッ
青「へ?!」
……、、、
青「ええー!!///」
ななな、なんでこんな所にもう一個フロントがあって、人が待ってんのよ!
てか、絶対さっきのん、一部始終見てたよねー!///(涙)
青(ちょっ、亮!!案内断ったんちゃうん?!//)
黄「ここまでは、な。…こんにちは、お世話になります」
「お待ちしておりました。錦戸様ですね」
黄「はい」
恥ずかしいけど、しゃーないし。亮にひっついてフロントの前まで歩を進めると…
青「なに、ここー?!」
壁は真っ白、絨毯ふかふか!天井は吹き抜けやし、装飾品は金ピカピンて、
青「…どーいうこと?!」
黄「ココな、去年出来たばっかりの新館やねんてー」
はあ?!
…俺はてっっっっきり、使い勝手悪い旧館に連れてかれると思ってたのに、し、新館て、なんよ!!
青「あー、、、」
黄「ぷっ、章ちゃん口開きっぱなし!ww」
青「はっ!……、、だ、だってぇ(汗)」
こんなええとこ泊めてもらえるやなんて、思ってもみなんだしー!!
それよりも!
青「お、俺らなんかがこんなところにおって、その、浮かへんの?!///」
黄「へぇ?!」
へぇ?!…や、ないよ!もー!!!///
「お客様、大丈夫ですよ。卒業旅行でご利用される学生さんもいらっしゃいますから」
青「あ、そーなんですね///はは、あははは…」
あー、ホッとした///
黄「もー。変な章ちゃん」
そら、変にもなるやろっ///
青「と、とりあえず部屋行ってみよう!早よ部屋も見てみたいっ!!」
上手いこと取り繕って、逃げるようにその場を立ち去ろうとすると
「あちらのエレベーターをご利用下さい」
って。言わずもがな。案内は不要って察してくれたみたい
さすが。サービス業。こんな子供にもちゃんと接してくれて、ちょっと嬉しかった
192人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:青菜はやと | 作者ホームページ:
作成日時:2019年9月29日 0時