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青「えっと…、ごめん。もう一回言うて？」
なんか絶対ものすごい事を言われた気がしたんやけど、なぜだか意外と冷静で、リクエストを聞き返してみる事にした。
すると亮は真っ赤な顔を手で覆い隠して、早口で、
…でも大声で
黄「だから、章ちゃんをください！」
って、言うた。
……、
…やっぱり、俺、って言うてるよな？
青「えっと…、それはプロポーズ的な？」
黄「ちゃう！//…いや、あの、今はまだプロポーズやない。それはおいおい…。って、そうやなくて、しょ、しょ、章ちゃんの、その、…初めて？を、俺にちょうだい！！」
青「………//…は、はぁ、、」
つまりは、…そういう事、やんなぁ//
黄「はぁ、って、それOKって事？」
青「ちゃうよ！//」
黄「ちゃうん！？//」
青「ちゃうに決まってるやん！」
ああ…余計、お腹がキリキリしてきた…
黄「なんで！？なんであかんの？付き合ってたら、その、そういう事もあるんやないの？」
青「…てか、亮、…俺にそれ言うために必死こいてリクエスト聞き出してたん？」
黄「ち、ちゃうし！あれはホンマに章ちゃんが喜ぶ事をしたかっただけやし！そしたら、章ちゃんもリクエスト聞いてくれるって言うからさ、俺、めっちゃ考えて…//」
青「…その答えが、俺の、その、早い話が身体なん！？//」
ああ、口に出すだけでも恥ずかしい//
黄「そうやよ。だって、俺、章ちゃんの事、大好きやねんもん。好きやったら、そうなるんちゃうん！？//」
青「ふぇ…、、」
黄「しょ、章ちゃん！？」
俺は「ちょっとタイム」って断わって身体をベッドに横たえる
だって、あまりにも唐突って言うか、予想だにしなかった事で、頭が働かへん…
顔だけ亮の方に向ければ、頬を伝う涙。
あれ、俺、泣いてるわ。
黄「章ちゃん…//、そんな泣くほどイヤなん？」
イヤ？…んー、イヤなんかイヤじゃないのか。正直わからへん。けど、
この脱力感はなんやろう…
青「いっ！」
コラコラ…
またひよこが暴れ出した。
ひよこ…
俺、亮とそういうことしたらホンマにひよこが産まれるんかなぁ？
ははは、
ほら、現実的に考える能力がなくなってる…
黄「章ちゃん？すごい汗かいてるけど、大丈夫！？」
青「ん、、大丈夫じゃ、ない、かも…」
黄「ちょ、しょーちゃん！？」
次の瞬間
お腹に、激痛を感じたら、すーっと意識が遠のいた
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年12月3日 0時
