今日:24 hit、昨日:2 hit、合計:225,096 hit
小｜中｜大
22 ページ22
俺は亮から逃げたのに。
まんまとやりおおせたと思ったのに。
亮は、俺を離してはくれなかった…
毎週毎週ココまで通って来ては、一週間会えなかった分を補うみたいに、あーだこーだと構ってくれて、朝の起き抜けには俺を繋ぎ止めるみたいに甘いキスをして、帰りの実家までの道程では「偽通学」を味わう
そんな週末を…亮を、逃げずに待ってる自分が居た。
だって、
だって亮が、俺に会いに来てくれるんやもん。
俺の知らん亮が垣間見えてようとも、
別れるんが辛なる言うても、
一緒におる時の心地よさを考えたら、追い返すなんて出来へんねんもん。
それやし「週末には亮に会える」って思ったら、つまらんウィークデーを乗り切れる。
亮に会いたい。でも、知らん亮には会いたない。
毎度毎度これの繰り返しで、
もう…
青「くるしい…」
緑「やす…」
俺、ホンマに、
自分の気持ちに蓋するんがヘタクソやな…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 448人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年7月30日 0時
