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結局、ダラダラっと喋ってたらいい時間になってて、モヤモヤしたまま駅で別れた。
そこから、またビクビクしながら家に帰ったけども、特に何もなくて…
落ち着かへんまま眠っていたからか、次の日になってもどっと疲れたままで、もう、ほぼ目をつぶりながら歩いてる状態で校門をくぐった。
緑「やす、おはよ」
青「…、はよ」
緑「昨日、楽しそうやったな？」
昨日…？
…って、
青「えっ！？」
一気に目が覚めた
青「な、なんで？見たん？どこで？」
緑「え、普通に家で見たけど？」
は？へ？なんの話！？
お互い顔を見合わせて…
なんとなく話が噛み合ってないんだけは読み取った。
緑「昨日、丸から来たメールの話やけど？」
え？
青「見てへん」
だって、大倉からの連絡が怖くて、スマホ避けてたし！
緑「たぶんやすにも来てるで？」
慌ててチェックすると、確かに丸からメールが来ていて、ホスピタルパーティの様子が書いてあった。
それには動画も付いていて、小さい子に囲まれながら歌なんか歌ってる丸が映ってた。
青「あ、…なるほど。これは楽しそうやな」
緑「やろ？こうやって見てたら、持病と戦ってるなんて微塵も感じひんよな？」
…ほんまに。
丸、めっちゃいいお兄さんって感じ。
ちびっ子が代わる代わる寄って来て、揉みくちゃにされてる。
…それやのに嫌な顔ひとつせんと、みんなに気を配ってるのがよくわかる。
えらいな、丸。
それに比べたら、俺って…
五体満足でどこも悪ないのに毎日惰性で暮らして…
何やってるんやろ。
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年7月30日 0時
