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緑「横にならんでええの？」
青「ありがとう。座ってる方が楽みたいやわ」
部屋に帰ってきたけど、まだまだ宵の口で眠れそうにもないし、体調が優れないわけでもない
そしたら何する？って、そら、勉強しかないやん
窓辺の丸テーブルが俺の勉強机。
そこにノートと単語帳を持って行き椅子に腰掛ける
はあ
この椅子、ホテルの備品やから仕方ないんやけどふかふかしてて長い事座って物を書いてたら腰が痛いな〜とか思ってたのに、今日はそれが心地いい
緑「勉強するん？」
青「うん」
緑「そうなんや…」
呆れられたかな？
まあ、ええか
とにかく今日はもう考え事止めよう。
その為にも単語を書いて書いて書きまくるんや。そしたらイヤな事も忘れられるんやない？
「arrange、arrange、arr…」
そこまで書いたら、手元が暗なって、顔を上げると大倉がポッキー持って立ってた
緑「…良かったら」
青「あ、ありがとう」
傾けてくれた箱の中から一本貰って口にする
青「あー、なんか久しぶりに食べた」
緑「お腹がいっぱいなんやないんや」
あ
青「ゴメン…///」
緑「あ、いや、俺こそ、ゴメン。その、体調が悪いんやなかったらええねん」
青「…ありがとう、、ふふ」
緑「？」
俺、ありがとうばっかり言うてるな
青「甘いん食べたから、脳ミソが喜んでる。なんかめっちゃ暗記出来そう！」
緑「俺も、一緒にやってええ？」
青「ええよ、そっちの椅子座り。あ、せやけど、俺、暗記する時って書いて覚えるから、シャーペンの音煩いかも」
緑「大丈夫」
今度は、ありがとうって言う代わりににっこり笑ってみせた
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年4月2日 11時
