７月 ふたりのやめられないこと ページ5
青side
「ちょっと抱きつかせてっ」
ベッドに上がり込んできた大倉にぎゅーぎゅー締め付けられて
「わっ、ちょっと、くるしいー、くるしいぃ///」
ぎぶっ、ギブー！！
「照れて暴れるでないわい。大人しく抱かれとけ！って、あれ？…なんで背中にボタン？、、、やす、パジャマ前後ろ逆ちゃう？」
「あー、うん。…これ、ワザと///」
「ワザと？なんで？」
「ちょっとしたおまじない///」
へへ。
恥ずかしいから大倉には内緒やけど、和歌の真似してみたんよー///
でもまさか夢に出てくるどころかほんまもんが帰ってくるとは思わへんから、びっくり！
あー、、もしかしたら…、
昔の詩人さんが僕のこと応援してくれたんかな///
「へへへ、ありがとう」
「えー？」
「大倉に言うたんとちゃう〜」
「…怖いこと言うな。ほな誰に言うとるんよ？なんか見えてるん？？」
「ふふ、まぁー、いいやん。…それより、…大倉〜」ギュー
「はいはい。どしたー？」ポンポン
「ありがとう。…会えて嬉しい///」
「ホンマに？『ばか』とか『おたんこなす』って思ってるん違うん？」
はっ！///
「あ、あれは、大倉がおらんで寂しかったから、ちょっと書いてしもただけやし(汗)」
「…そか。寂しかったんか」
「寂しかったよ〜///」
「ふふふ」
よしよしって、背中をさすってくれてた手が、いつの間にやらボタン外してるんやけど///(汗)
抱きついてたら脱げへんしまぁーいいか。って許す事にした///
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年10月27日 21時
