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お代は後で親に請求するから。って押し切られる形で喫茶店まで連れて行かれて、ホットサンドをごちそうになった。
きっと途中で説教される…と思って身を固くして食べてたんやけど、とうとうごちそうさまするまではそんな会話にもならず。けど、食後にコーヒーを出してくれた所で、案の定シェアハウスの話になった。
『さっきも言うたけど、ワシもそのシェアハウス言うんは反対やな』
「…なんでですか？…なんでみんな反対するんですか？」
『そんなん簡単や。章大の事が心配やからや』
「…また心配ですか。…そら、まぁ、こんな僕ですから、心配する気持ちもわかりますけど、一緒に住む人は信用できる人やし、僕らめっちゃ仲良いし、家かてちゃんとした立派な所やし、ほんまに、なんも心配要らんのです。僕一人よりよっぽど安心です！///」
『今はな』
「え？」
『章大が卒業するまで仲良くしてられる保証あるか？』
「あ、ありますよ！」
『ケンカしたらどうするねん』
「ケンカなんかしませんもん」
『だから、したら、の話』
「それは…ほとぼりが冷めるまで僕の部屋にこもってたらいいかな」
『どっちかが病気になったら？』
「病気…」
病気…、、、確かに。たとえば僕が風邪で寝込んだら？
…大倉にうつしたらえらいことになるから、やっぱり部屋にこもるかな。
…でも、そうなったら食事は？トイレは？お風呂は？…しかも大倉の事やから「入ったらあかん」言うても看病するとか言い出すかもしれん。そんな時はどうやって断ったらええんやろ
「うーーーん」
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年10月27日 21時
