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「え、まさか、コレか？！」って、小指立てた郵便屋さん…。意味合いは合ってる(汗)けど、女の子やないから
「ちゃいます！///」
「そーやんなぁ、あーびっくりした！この間までオシメしてた章大が同棲やなんて、そんな事ないわなー！はー！びっくりし過ぎて喉渇いたわ///」
「お茶でも淹れよか…」
「すいません、催促したみたいで〜///」
「あっ！話まだ終わってないのにー！また逃げられたー！」
いつもこうやねん。
シェアハウスの話になると最後うやむやにして
どっか行ってまうんやから！
「章大、章大！」ヒソヒソ
「なんですかぁ？(拗)」
「誰と住む気やねん？」
「えっ///…あー、それは、、、」
うーん。…そこを突っ込まれるのが一番辛いんやて(汗)大倉紹介するわけにはいかんもん
「言いにくい相手なんか？」
「や、そー言うわけでは…。…予備校行った時にお世話になってた人なんです」
「正月の、アレか…」
「はぁ…、まぁ///」
なんとなしげに事情を知ってる郵便屋さんは眉を寄せて「なるほどな」て
「そら親には言いにくいか…」
「でも、僕、それを楽しみに受験頑張ったんもあるんです！…だから、今更あかん言われても困るんです！…僕、どうしたらええんですか？！(涙)」
「そんなん、俺こそどうしたったらええんかわからんわ。章大の気持ちも、母親の気持ちもわかるからな。…こら困ったな、うーーーーん」
「…郵便屋さんに泣きついてるんか？」
「そんなんちゃうもん(拗)」
結局郵便屋さんを味方につけたんはおかあさんで。
なんやかんやとケチつけられて損しただけ
…と、思っててんけど。
お茶の用意を片付けるおかあさんの代わりにお見送りに出たところで
「まぁ、考えが無いでもないからちょっと時間頂戴や。な？」
そう言って、郵便屋さんはバイクをスタートさせ、
僕はこのまま家に居てもおかあさんと衝突するだけで良いことなんて何もないから、頭を冷やすためにもふらっと散歩に出掛けた
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年10月27日 21時
