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やすの肩を抱きながらイルミネーションが飾られた街路樹の下をアテもなくのーんびり散歩。



その道中でたまに立ち止まり景色を眺めるやすの写真を撮ったり、撮られたり。



そんななんて事ない時間やのに



「ふふふ//」



やすは終始ご機嫌さんで笑みがこぼれっぱなし。



パシャパシャ♪



「うわぁ、近すぎ!」



「ごめんごめん、今の微笑んでる顔、めっちゃ可愛かったから♪」



「んもー//」



「出た出た、やすの牛♪」



「もー///、、、あっ」



パシャパシャ!



「今絶対変な顔してたー(涙)」



「ははは、これベッドサイドに飾って、凹んだ時に眺めよう♪(笑)」



「やめてや!(汗)…てか、もう撮影終わり!」



「ええー?そうなん?…じゃ、次は何を所望されますか、王子さま?」



「Uターンして、またイルミネーション見る」



「はあ?!もうええわっ、」



「なんでー?!めっちゃ綺麗やん。反対の通りも見てみたい」



「そんな変わらんわ!それやったらご飯行こう?時間もないしな?」



「…うん、じゃ、そうする」



「何かリクエストはありますか?」



「ええー、何にしようかな。あ、たこ焼きは?」



「は?!」



「たこ焼き〜♪さっきの駅まで戻って、ちょっと行ったらテレビでよく見るたこ焼き屋さんあるやん?あれ食べてみたかったん♪」



「けど、あそこ店内狭いんちゃうん?」



「外で食べたらええし♪」



「ええー!寒ないん?しかも普通の夜とちゃうねんで?クリスマスやで?ほら、向こうの駅まで行ったらホテルあるやろ?そこの中華とか、鉄板焼きは?上の方にあるから夜景が綺麗やで?ロマンチックやで?」



「…イヤや」



「なんで?!…あ、もしかして、遠慮してる??」



「そんなんちゃうよ。……ただ、せっかく大倉とおるんにご飯食べる時まで夜景見てたらもったいないかなって//それに、そういうところの食事って時間かかりそうやし、緊張するし//。それなら寒くてもひっついてたこ焼き食べながら、大倉と喋ってたいし、それに、それに…///」

・→←12月 キミの為だけのサンタクロース



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作者名:青菜はやと | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年9月30日 13時

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