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「大倉、…僕わかった」



「………、、、」



「やっぱり大倉とケンカなんか出来へん」



もし、大倉を目の前にして、それでも許せないのなら本当にケンカもありえるだろうし、最悪別れなあかんのかな?とも思ってココまで来た。



けど、



「別れるのも絶対イヤや(涙)」



しがみつく手に力を込めると、それに応えるように背中をさすったり頭のてっぺんを頬ずりしてくれる。それが優しくって、温かくって余計に泣ける。



でも、もうひとつだけ確認せなあかん事がある。これを聞かな来た意味が無くなる。



「なぁ、大倉は僕の事まだ好き?それとももう……、ふぇ、(涙)」



嫌いになった?



…怖くてその言葉が口に出せない、、、



「もう泣かんで、やす。ツライ思いさせてゴメ…



「イヤや!その事は何も言わんで。僕ハッキリ知ってるわけやないねん。だから否定も肯定もせんで(泣)」



「あ、…ああ、うん///」



「で、どうなん?…もう高校生の僕とか飽きた?やっぱりキレイな女の人がええん?」



「そんな事ない。今も気持ちは変わらんよ」



「ほんまにほんま?」



「…ほんまやよ。ほんまやから」



ああ、今日一、力強く抱きしめられてる。



「僕、それ信じるで?」



「…うん。」



「…よかった///。怖かったけど、ちゃんと大倉の口から聞けたから、僕、それでもう、いい(涙)」



自分の気持ちも確かめられたし、
大倉の気持ちも確かめられたし、
それで充分…///

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作者名:青菜はやと | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年9月30日 13時

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