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緑「お前、あざらしやから泳げるな。水の中平気やな」
青『当たり前♪…おくら咥えて泳いで帰ったしな』
緑「そーやったな」
俺は玉手箱をヒョイッと担いで風呂場に直行。
緑「今から縄解いて浴槽に投げるから10数えたら出て来い」
青『わかった！』
考えたやろ？水の中ならもし煙が噴いてもちょっと退いとけば抑えられそうやし…
俺は言うた通り、縄解いて
緑「いくで」
青『あいあいさー！』
浴槽の水の中にポイッとほり投げてから、自分は風呂場の外に逃げてドアをピシャリと閉める
青『いーち、にーいっ、さーん、しー、ごーお、ろぉーく、ぶぁーぶぁ、ぷあーぶ、ぶぶっ、ぶぅわっ！』
緑「おいおい、どーした？」
青「た、たすけてっ！！(涙)」
緑「助けてて、なんでや、泳げるんやろ？」
青「そーじゃなくて、からだが、からだが、ひきちぎれるー！(涙)」バシャバシャバシャバシャ！！
緑「ええ？！」
ほらほら言わんこっちゃない！実の息子やのに、なんか強烈な呪いでもかけよったんやて。ホンマ怖いわあの乙姫！
緑「大丈夫か？！」
心配は心配やけど、自分の身も大事やしでそろっとドアを開けると煙はほぼ消えていて、湯船の上を漂ってる程度。
その湯船の中を覗いてみるとあぶくがブクブクたってて、こりゃマジ死んだかもなあざらし…
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青菜はやと(プロフ) - megumonkeyさん» なんてもったいないオコトバ涙。こちらこそ嬉しいコメントありがとうございました。書いて良かったです〜 (2020年9月13日 20時) (
レス) id: f64880e1c9 (このIDを非表示/違反報告)
megumonkey(プロフ) - 新作ありがとうございます！可愛いお話で、とても癒されました！ (2020年9月13日 19時) (レス) id: fa40db60d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年9月11日 0時
