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連れて行かれたんは、おっそろしいほど煌びやかな空間で、シャンデリアにミラーボールに、ガラスのテーブル。わけわからん壺に人が殺せそうな大理石の灰皿、胡蝶蘭の鉢、鉢、鉢、て。まんま昭和のキャバレーって感じ
緑「絢爛豪華やな…」
黄「アホみたいに口あけてんとそこ座れや」
勧められたんは皮張りの赤いソファー。そこに座るとりょーちゃんさんが
「パンパンッ」
手を叩き、
黄「ヲイ、女中！」
大声を張り上げると
『あーーーーいーーーーー』
うわっ！召使いらしきサカナがズラっとやって来て、酒やご馳走をこれでもか！ってくらい目の前のテーブルに並べ出した！
緑「うへぇーーー、すげぇ///」
黄「まるの本気度がわかるやろ？」ボソッ
緑「は？」
黄「や、こっちの話。…すんませーん、ダンサーさんもお願いできますかー？」
『あーーーーいーーーーー』
わぁ。…今度は舞台にヒラメやらイソギンチャクが出てきて踊り出した(汗)
黄「はい、グラス」
緑「ん？あ、どーも」
りょーちゃんさんに「とりま駆け付け３杯」言われて注がれたビールをグイグイッ、グイッ
緑「ぷふぇー、うめー！//」
黄「この酒もどーぞ」
緑「なんなんこのピンクの酒」
黄「まーまー、気にせんと」
緑「いただきまーす、…んはっ、これもうまい♪」
黄「…お前幸せな性格やな」
緑「えー、なんてー？」
黄「や、なんでもないしどんどん飲めって。そのうちあの親子も来るやろし、メシも先食べとけば？」
緑「いいの？…それじゃあ、…いただきまーす//」
黄「めしあがれー」
朝からなんも食べてないから腹減ってたし、いい匂いするし、口んなかヨダレだらだら！…御行儀悪いけど、左手に白身魚のフライ、右手に蒲鉾を摘んでパクッパクッ！
緑「んまっ！」
黄「せやろ、まる案外料理うまいんよ」
緑「うんうん、これは店出せるレベルや！」
黄「刺身も食ってみ？」
緑「どれどれ。…んわー！めっちゃ新鮮っ、ぷりっぷり！」
黄「だってそれ今朝シメたマグロのアケミさんと鯛のトヨコさんやもん」
緑「Σえlll」
黄「昨日まで踊ってたからピチピチやろ？」ニコッ☆
緑「ええーーー(汗)」
その会話を聞いてたんやろか。
気がつけばダンサーさん達、さっきより必死になって躍ってるし歌ってるし。…そらシメられた無いもんな(汗)
…てか、料理食べにくい(涙)
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青菜はやと(プロフ) - megumonkeyさん» なんてもったいないオコトバ涙。こちらこそ嬉しいコメントありがとうございました。書いて良かったです〜 (2020年9月13日 20時) (
レス) id: f64880e1c9 (このIDを非表示/違反報告)
megumonkey(プロフ) - 新作ありがとうございます！可愛いお話で、とても癒されました！ (2020年9月13日 19時) (レス) id: fa40db60d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年9月11日 0時
