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青「もしもし？……あ、うん、そうやよ。いや、亮ちゃんの番号で合ってる。………僕、教室のカバンの中やわ」
はぁ、なるほど
あれ？章ちゃん？コレ亮ちゃんのケータイちゃうかったっけ？てか、章ちゃんにも電話したのに、でえへんからこっちかけたんよ〜
て、トコか
なら、俺はオジャマムシ
食器片して教室行こう
青「あ、待って亮、代わってやって！」
黄「はあ？誰が？」
青「大倉に決まってるやん」
黄「え、イヤや。章ちゃん聞いといてや」
そんなん面倒くさいし、俺、用事ないし
青「ええん？なんかすばるくんの話らしいで？」
黄「え？！///…も、もう、忙しいのに、しゃーないなぁ！」
貸してって、電話貰ったら、代わりに章ちゃんが食器返しに行ってくれた
俺はそれを目で追いながら電話に出る
黄「なんやねん、何の用じゃ？」
緑「すばるくんちにもさ、お土産送ろうと思うんやけど、すばるくんって何好きなん？」
黄「は？！そんなん俺が知ってるわけないやろ///」
てか、俺が知りたいくらいやわ！
緑「そうなん？…なんや、期待はずれ〜」
黄「ああ？！」
緑「あ、ゴメンゴメン。いや、だって亮ちゃんてすばるくんラブなんやろ？だからなんでも知ってると思ってたん」
クソっ！こんな電話切ったるー！！…って耳から離したところで、こっちを心配そうに見てる章ちゃんと目が合う
…気になって不安な顔するんやったら隣で聞いてたらええのに
もう
黄「しょーちゃーん」
おいでおいでってして、帰ってきた所で電話を渡す
青「？？亮の用事済んだん？」
黄「いや、俺にはわからん話やから章ちゃんが相談に乗ったって？」
青「？？」
黄「ケータイは帰りに返してくれたらいいから。じゃー」
青「え？え！？」
俺とケータイを交互に見て戸惑う章ちゃんは、とりあえず大倉からの話を聞いてみるみたい
ふっ、
初めは戸惑ってた表情もだんだん晴れやかになってきた
元気を取り戻したんやない？
大倉め…、悔しいけどアイツは即効性のクスリやな
それにしたって気になるのはすばるくんの好きなもの…
電話返ってきたら、まるにでも聞いてみよ♪
end
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年5月20日 13時
