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赤「隆、ここはな、お前のルーツや」
隆「るーつ？」
橙「この公園がなかったらな、隆は産まれてへんかったかもしらんよ〜て」
ここで、
すばるくんが歌ってたから
亮ちゃんがすばるくんを見つけたから
章ちゃんも一緒に待っててくれたから
うちは受験を頑張ったから
…なーんも無駄はなかったんやな
隆「ええっ、そうなん？？…ほな、ありがとういうとくわ『こうえんさん、ありがとう』」
赤「なんやねんそれ！」
橙「…なんかそういう所、章ちゃんに似ててちょっと心配になるわ」
赤「ほんまやな…」
青「ぼくがなによ？」
黄「お、おかえりなさい！すばるくん///」
後ろから聞こえてきた双子の声
橙「あんたらのおかげで隆がおるんやでーって」
黄「なんの話よ？」
赤「…子供にはまだわからんことや」
黄「！！」
橙「そんなん言うたらんといて、憧れのすばるくんにディスられたら亮ちゃん立ち直れんし…」
目に見えてションボリしてもうたやないの
赤「そんなん俺らに比べたら、子供や子供！なにか？それとも、立派な大人になったんか？色々と検査したろか？」
黄「ほんまですか？///」
だから、そこは断ってってー！
橙「アホな事言うてんと、荷物運んで！」
黄「ふぇーい」
ぶつくさ言いながらうちのキャリーケースを受け取って、すばるくんに「ささ、車はこっちです」言うて案内しとる…アンタ、舎弟か、、、
青「ぼくは何持とうかな？」
橙「章ちゃんはねー、まるちゃんがギュ―ってするん♪」
青「ほえ？」
橙「……」
青「泣いてるん？」
橙「…ちょっとだけね」
青「どうしたん？どっかしんどいん？つらいん？」
…せやないよ
橙「うちがなれんかった高校２年生の章ちゃん」
青「…ほんまやねぇ、、、お正月はまだ１年生やったもんね。…あんな、ぼくも亮ちゃんも、まるちゃんの分まで学校頑張るな」
橙「ほんまか…そら嬉しいな」
青「だから、まるちゃんはおかん頑張って、いつか僕らに子供が出来たら色々教えてな」
橙「うん、ありがとう章ちゃん」
青「どういたしまして」
赤「オイ！コラ！サル！俺の見てへん所でうちの嫁になにしとんねん！？」
青「すばるくんの嫁の前にぼくのお姉ちゃんです〜」
隆「ぼくのママやし！」
黄「俺はすばるくんがええし！！」
紫「…なんでもええからはよ乗れ！駐車料金上がる！」
end
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2016年12月4日 16時
