wonderful×3 (vol.2) (ページ29)

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紫side

…衝撃すぎる

あれ、子供らの顔やったんか！

ようわかったな章大…

しかも衝撃はそれだけでは終わらんかった

青「ぼく、ちょきんばここわれたんわすれてた」

やて！

亮が怒って構ってくれへんのや思て、そればっかり考えてたら貯金箱の事なんてすっかり頭からなくなってたらしい

黄「そ、そうなん？」

青「うん…ぼくがこうえんいくいうたのにいかへんかったんがわるいし…」

黄「そんなん、おれもきしゃなげたし…」

青「りょー、ごめんね」

黄「いいよ」

黄「しょーちゃん、ごめんね」

青「いいよ」

黄「もうはなればなれとかやめよ」

青「…うん」

双子は仲直りの握手…やなくて、仲直りの抱擁をしとる

橙「う、うわぁぁーーーーん！」

章ちゃんも亮ちゃんもやっと「ごめんね」「いいよ」してくれた！って泣く丸子

紫「ヨシヨシ、よう頑張ってくれたな丸子。功労賞やで」

橙「こーろーしょー？……それっておいしいん？」

なんでやの、、、

紫「頑張ってくれた賞みたいなもんやな」

花丸！言うて、背中にくるくるっと指で描いてやる

橙「わー、うれしい！」

アンタも小さい時はよう泣いてて、何か頑張ったら花丸！ってしてたな。

それがこんなええお姉ちゃんになってからに

紫「よっしゃ。今夜は頑張った丸子姉さんのリクエストに応えましょ！何食べたい？」

橙「やったー！じゃあ、シャケのフライいっちょー！」

お、ナイスチョイス

紫「喜んで～。ゆで卵作ってタルタルも付けたろ」

…さっきの玉ねぎ使えるわ！

シャケなら亮も食べよるし

紫「そうと決まれば早速準備開始～！丸子、手伝ってくれるか？」

橙「まって、おかん」

？？

紫「なんやの？」

橙「しょーちゃんとりょーちゃん、ごねんねーいいよ～いいながらチューしてんで？」

紫「！！」

橙「おとこのこどうしやのにへんやねぇ」

…もう、ほっとこ

好きなだけ一緒におらしたり

青黄「「ん、ちゅ…」」

end