wonderful×3 (vol.2) (ページ28)

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青side

もういやや、
もういやや、

さっきやっと亮ちゃんが僕の所に来てくれたのに、またまるちゃんの所にいってしまう…

僕は急いでソファーから降りてると、まるちゃんとお話ししている亮ちゃんの所まで行って後ろからぎゅって捕まえた

青「りょー、いかんで、もうひとりにせんでー！(涙)」

黄「しょ、しょーちゃん？？」

青「いやや、りょー、いっしょにおってくれないややねん！(涙)」

黄「そんなんおれもやし！」

そんなん、ぼくもやしー！ってぎゅうぎゅう亮ちゃんにくっつく

せやのに

黄「ちょ、しょーちゃん、はなして」

って言う…

青「やっぱり…ぼくのこと、、キライになったん？」

黄「ちがうっ！えっと、…おはなしがあります」

……

ぼくが手を離すと、くるっとこっちをむく亮ちゃん

黄「あ、あんな」

………

黄「えっと、その」

………

橙「りょーちん、がんばれっ！」

黄「うん。…あの、しょーちゃん」

青「はい」

黄「だ、だいじなきしゃこわしてしもてごめんなさい！」

あ…

黄「そんで、あの、コレ！」

って亮ちゃんがなんか工作を渡してくれた

青「……りょうちゃんがつくってくれたん？」

黄「うん…、しょーちゃんみたいにじょうずにできへんかったけど、、それちょきんばこやねん」

あ、ほんまや

お金入れる穴と、上にお顔が３つある

青「これ、まるちゃんとりょうちゃんと…」

黄「しょうちゃんのおかお…、にてへんよな」

青「ううん、にてるよ。まるちゃんはにこにこやし、ぼくとりょーちゃんはおんなじおかお」

黄「ほんま？…あ、ありがとう。がんばってよかったわ…//」

青「あの、りょーちゃん、これつくってたからあそばれへんかったん？」

黄「せやねん…は、はずかしいからナイショでつくってたん」

………なあんや、そうやったんや。