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紫「……章大がな、僕が片付けしきらんから亮に大声出させてしもた。亮倒れたん僕のせいや言うてたで」
黄「…そんなことないよ」
紫「そうか…？ま、目ぇ醒ましてくれてちょっとは安心したわ。おかん、もうＧＷ開けるまでこっち居るしなアンタも安心して寝とき」
黄「おかん、俺が倒れたから帰ってきたん？」
紫「ちゃう、おとんがな休みの前に本社で仕事あるいうからな丸子んとこより先に帰ってきたん」
黄「せやったん…、それやったらよかった」
紫「自分のせいでおかんがあちこち動き回ったら章大に心配かけるからか？」
せや…章ちゃん、おかんが忙しなったら気ぃ揉むから…
ペチッ！
黄「痛っ！」
なんでデコはたくん！？
紫「章大も章大で、りょーちゃんが、りょーちゃんがって言うとるし、あんたはあんたで、しょーちゃん、しょーちゃん言うとるし…相方の心配する前に自分の心配せい！」
黄「せやかて…」
それが双子のメカニズムいうもんなんやないん？
しかも俺、これでも病人やぞ、はたくなや(涙)
紫「さ、ほならおかんは下降りるけど。なんか欲しいもんないか？」
欲しいもん…
あ
黄「バナナジュース！」
せやった！何気に昼バナナ買っててん
紫「あほか。なんぼ好物や言うたかて、調子悪い時にあんなもん飲んだらお腹くだすわ」
黄「ちょっと喉痛いだけやし。氷いっぱい入れて。そしたら喉通るとき気持ちいいと思うから。それやし…」
紫「なんやの？」
そんなじーっとこっち見られたら言いにくいなぁ……
ええわ、甘えついでじゃ！
俺は頭までガバッと布団を被ってから
「おかんのバナナジュースがいっちゃん好きやねん！///」
て、言うたった！
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2016年12月4日 16時
