wonderful×3 (vol.15) (ページ45)

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wonderful family　～おもいで話〜7月17日〜ページ45

紫side

いつもは章大と手を繋いで歩く亮が今日はうちから離れへん

黄「……、、、///」

静かやし、手ぇ温いし、眠いんやろな

と、言うわけで前を歩くダンナの両手にはまること章大。こっちはうってかわって元気そのもんで、ダンナが振り回されてるくらい(苦笑)

…こうやって見てるとなーんか、不思議やなぁ。

ダンナとは学生時代からの付き合いやけど、誰がこんな未来想像した？

初恋とは言わんけど、初めて付き合ったアノ人とそのまま結婚して、子供三人も産んで(しかも下双子やし！)週末に家でのんびりしてたら唐突に「ショッピングモール行こう！」なんて言い出して、家族揃ってお買い物やなんて…

紫「ふふふ…ww」

平々凡々やけど「今がいちばん幸せやな」て心から思える

黒「おい！ひなー！！」

なんやのん。いきなりの名前呼び///それもシャレオツな店の前で、おいでおいでて手招き付き(苦笑)

紫「はいはい、なにぃ？」

半分寝かけてる亮を抱っこして追いつくと「あの服可愛ない？！///」て、鼻息荒いっ、なに興奮してんっ

紫「どれぇ？」

黒「あれあれ！」

指差した先には子供のマネキンがおって、襟に白ラインの入った黒いポロシャツ着とる。ほぅ、女の子の方はワンピースになってるんか…

紫「うん。確かに可愛い」

黒「せやろ！？ひなやったらわかってくれると思ったわ！なぁ、これお揃いで着せたらめちゃくちゃ可愛いんとちゃうん？///」

紫「そらそーやろ」

ここ有名なブランドメーカーやもん。それなりの高いお金払うんやし可愛いなってもらわな困る

黒「なーなー、試着させてみーへん？///」

紫「誰に？」

黒「うちの子らにっ///」

紫「はぁ？」

黒「ええやろっ！？」

紫「まぁ…試着はタダやからええっちゃええけど、亮半分夢の中やで。指しゃぶってるやろ」

黄「ちゅっ、ちゅっ、ちゅ…」

黒「そっちは任せとけ！おい、章大っ、亮起こしてや！」

青「あいっ！」

章大に「おかんすわって？」て言われてしゃがむと、うちの肩に顔置いてる亮に向かって

青「りょー、おきて。おきんとチューするで？…」

はっ、なんやのんそれww、可愛らしい…

青「…まるちゃんが」

橙「うふ♡😚」

黄「ギャーーーーーーー！」

Σうわぁーーーやめぇーーー鼓膜破れるわーーっ💢

　