wonderful×3 (vol.15) (ページ1)

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wonderful family　～おもいで話～ページ1

黒side

黒「…んー？」

大の字になって寝てる両腕に重みを感じて目を覚ますと、それぞれに背中を向けた双子の頭が乗ってて

黒「…おんも。…こら、どいて。腕へしゃげる」

黄「ちちうえは、きたえかたがたりぬ」

青「うむ。これくらいへのかっぱでなければならぬぞよ」

黒「…、、、お侍さん、じゃなかった。またなんとかマンってアニメごっこ？」

青黄「「とのさまんでござる！！」」

黒「…ござるかおさるか知らんけど。おとん眠たいんやぁ、静かに寝かせてぇ」

青「それはなるぬ！」

黄「…しょーちゃん、それをいうなら「ならぬ」でござる(汗)」

青「ああ//…なるぬ！」

黄「いえてないでござる(汗)」

青「ん、もー！！とのさまんごむつかしい！」

黄「じゃー、やめる？」

青「やめへん！」

黒「…ケンカはよそでやって下さるか？(涙)」

青黄「「いやー！」」

黒「なんでやのん(涙)」

青「ちちうえにおねがいしたいことが」

黒「お願い？…じゃ、そのお願い聞いたらおとんのお願いも聞いてくれる？」

黄「どんなおねがいでござるか？」

黒「安眠したいので部屋から出て行って下さい」

青黄「「ダメー！！」」

黒「じゃあ、おとんもダメー！お願い聞きません！」

青「…、、、ふぇ、おとんいじわる」ウルッ

黄「…、、、もういいやんしょーちゃん、ふたりでなんとかしよ。がんばろ？」

黒「泣かんでもええし、亮も気になる言い方すんなや(汗)」

黄「じゃー、ちゃんとはなしきいてくれる？」

黒「聞く聞く！聞きますよ！」

青「にぱっ//」

黄「やりぃ！」

ケロッと泣き止んだ章大と万歳で喜ぶ亮。…なんか騙されたみたいで腑に落ちんけど、武士に二言はない。布団から這い出てベッドの上にあぐらを組むと、双子も並んで正座。