wonderful×3 (vol.14) (ページ48)

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工作下手の俺やけど、結構頑張ったで！新聞紙丸めて、ビニールテープでグルグル巻きにして作ったんは

黄「じゃじゃーん！」

青「…なぁに、コレ？」

黄「みたらわかるやん！カカシ！」

青「カカシなん？！」

黄「え、どうみたってカカシやん？！///」

青「うーーーーん、、」

黄「わからん？このまるいのがアタマで、まんなかがカラダ。で、そこからでてるのがアシとテ！」

青「…いわれたら、そうみえてきた//うん、これ、カカシや！///」

黄「やろ！？やろ！！…そしたら」

俺は章ちゃんにクレヨンを渡して

黄「コレでカオかいて？」

青「ぼくがかいていいん？！///」

黄「もちろん！」

青「わぁー、どんなんにしよう///ニコニコにしようかな？キラキラにしようかな//」

黄「ちゃうやん！オクラに近づかんようにするためやから、コワいカオにせな」

青「あ。そか！…じゃあー」

スラスラっと描いた顔は、白目剥いてるのにつり目、高すぎる鷲鼻、クワッと開き過ぎた口にはキバ。…眉なし

黄「こぉっっわっ！(汗)」

青「コレをどうするん？」

黄「かだんにたてかけとこ！」

畑に居るかかしみたいに立てる方法わからんから、支柱にもたれさせて

黄「んんっ、ころげそうやけど、とりまかんせい！…これでもうオクラたべられへんで！」

青「わーい！これでみんなにげるな！ありがとう、りょう///」

黄「こんなんあさめしまえやし。えへへ、どういたしまして///」

　

　

ーその夜ー

紫「アンタ、章大のオクラ結構大きなってきたで。見て来てみ？」ニヤリ

黒「マジか！…どれどれ」

黒「Σギャーーーーーーーーー！！」

紫「ふふふ」

黒「なんやねん、この気味悪い人形！！(汗)」

紫「シッ！双子が一生懸命作ってんから」

黒「はぁ？！」

紫「ま、確かに。暗闇でぐったり倒れてるサマは呪いの人形やな。クックックww」

黒「はぁぁぁ？！(汗)」

紫「こっちの話。…明日ナメクジ避けのクスリ買ってくるか。なんぼ怖い顔してたかてナメクジには効かんからな」

　

黄「しょーちゃん、あのオクラどうやってたべるん？やっぱゆでてマヨネーズ？」

青「りょーにはあげへんよ？」

黄「Σえ？！」

青「おとんとやくそくしたもん…」

黄「そんなぁ！(涙)」

end