wonderful×3 (vol.14) (ページ35)

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コーヒーを飲んで休憩…言うても子供達の事で頭いっぱい

黒「遅いな…もう30分も経つのに誰も来んやん…」

紫「まだ半分やがな。どーんと肝据えて待っとかんかい」

言うてるヒナも、ずーっと出入口見っぱなし。どっか行かんかって心配なんやろ…

黒「なぁ、コーヒー無くなるし、そろそろ様子見に行ってみよーな」」

紫「今までの苦労をあぶくにする気か」

黒「こっそり隠れて見るならええやん。みんなどうやって決めてるんか知りたいし」

紫「んーーー、それならアリかもな」

そうと決まればレッツゴー♪会計済まて、コソコソ移動

紫「あ、まるこ」

黒「早速おったか？どこや？」

紫「右奥。でっかいぬいぐるみの前にへたり込んでるやろ」

黒「あ、ほんまや！…可哀想に、なんぼお姉ちゃんやいうても女の子やし。寂しなって泣いてるんちゃうんか！？おーーーいっ、まるこーーー！！」

紫「アホか！こっそり見るんやろっ！(汗)」

そんなん言うてる場合やないっ！俺はすぐに走って行きその小さな背中を抱いたろ…と、思ったら

橙「…ほんませっしょうやで。ひとりできめって、きめられるかっちゅーねんなぁ！うちは、ノートもビーズもふうせんもほしいねん！」

…え、え？ぬいぐるみにグチ言うてる？？(汗)

橙「なー、じぶんやったらどれにする？なー、て、しゃべりーな」バシバシッ

黒「まるこさん…ぬいぐるみはしゃべりませんし」

橙「あ！おとん♡きてくれたん！？ねえねえ、いっこにきめられへん。みっつともかって。ねぇ、まるこ、おとんだぁーいすきだよっ♡だから、おねがいっ」チュ♡

黒「しゃ、しゃーないなぁまるこは。今回だけやで？///」

橙「わーい♡」

紫「……アンタっ！(怒)」

この後、まるこに見えんようにケツつねられた上に「まるこの分はあんたが買い！」言われたけど、ええねん(涙)