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紫side
紫「ただいまー、、」
って！コラッ！3人とも廊下にランドセル置きっぱなしやないかいっ！(怒)
ガシッ
紫「うわっ、重っ。…ちょ、何入っとるん？」
特に重かった青いランドセルを開けて覗いてみると、
紫「教科書にノートに筆箱…、、」
至って普通。…最近は低学年でもこんなけのもん持って通わなあかんのか？！
なんや、かわいそうやなぁ…
ん？いや、待てよ。
紫「なんで昆虫図鑑やら恐竜図鑑が入っとん？！」
…教材なんか？
確認するためにも黄色のランドセルを開けてみる。と、図鑑なんかないやん。ほなら、章大だけ持って行っとるんか？それとも亮が忘れたんか？
紫「…それにしたかてこのランドセルも様子がおかしいぞ」
外に引っ掛けてある巾着がやけに膨れてる。
恐る恐る開けてみると
紫「わっ、何やコレー！！プリンにチーズにコッペパンみっつ？！」
…さてはあん子、給食こっそり残してきてるんか？！
いやいや、コッペパンみっつは一人前の範疇超えてるし。
どーいうこっちゃ？！
すぐにでもとっ捕まえてワケを聞きたいところやけど、ここまできたらオレンジのランドセルも気になるしで、こっちも抜き打ち検査
…ふん、ふん。教科書にノートに、、、
紫「ん？！」
え、ちょっと待って！
紫「なんで懐中電灯が入っとん？！(汗)」
ほじくり返すと、笛もハーモニカも習字の用意も絵の具も入ってますしー
紫「うーーーーーーん(汗)」
頭、痛なってきた…(涙)
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年7月4日 9時
