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ページ44

『お久しぶり〜』



黄「お、お、…お久しぶりです///あ、これ、どーぞ」



は、しまった!



勢いで手に持ってた花束渡してしもた(汗)



『わぁ〜ありがとう。相変わらずいい少年だな。ねー、ハナちゃん』



「キャン」



黄「いや、あの、…それはっ、、その、」



青「こんにちは、おねえさん」



『こんにちは、おにいさん〜』



青「じゃ、僕ちょっと大倉の所に行ってくるんで///」



『早く行ってあげて。彼氏さんだいぶ待ちくたびれてたよー』



黄「か、彼氏?!」



青「そー。かれし〜♡ww」



おねえさんに背中向けて、シーって



あ、そか。ダブルデートのせいで章ちゃんと大倉の事カップルやと思ったまんまか



『ココ通ってお庭から上がるといいよ』



青「ありがとうございます///じゃね、亮〜」



黄「え?、えー?!」



残された、俺と、おねえさんと、犬。



てか、なに今の出来過ぎな会話!!



それに花束も!!…おばちゃんに云々ってそもそもハッタリで、おねえさんに渡すために買ったん?!



んもーー!また章ちゃんが仕組んだんやな!!(怒)



「キャンキャン!」



黄「おわぁ!いきなり飛びつくなって(汗)」



『一緒に遊びたいんだなぁ。よし、あたしたちもお庭に行こー!』



「キャン」



『ほら、行くよ。こっちこっちー!』



黄「あ、はぁ…///」



サクサク移動するおねえさんに倣って建物の角を曲がると、視界が開けて、アホみたいにでっかい庭がドーーーン!



な、なんじゃこりゃー!



こないだチラッと通されたリビングから見た時よりデカく感じるんはなぜ?!



『ハナちゃん、ほら、ボールだよー。…はい。投げてあげて?』



黄「あ、はぁ…」



渡されたふにゃふにゃのボールをポイっ



『それっ!走れ走れ〜』



「キャンキャンキャンキャンキャーン!」



…わ、すごっ。めっさ走るようになってるやん



『どうしたの?』



黄「…いや、ちょっと見ん間に、しっかりしてきたなーって」



『ああー。ご飯いっぱい食べて、たくさん運動してるって聞いたからそれでかな?』



黄「…て、言うか、今更ですけど、おねえさんなんで大倉の家に居るんすか?(汗)」



『それはね、ハナちゃんのママになるからでーす』



黄「ええっーーーーーーー?!///」



なんかもう、色々大渋滞やー!(涙)

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作者名:青菜はやと | 作者ホームページ:   
作成日時:2020年2月2日 20時

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