wonderful×3 (vol.13) (ページ16)

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ひとりになったリビングでしばらくボーッとしてたけど

黄「部屋帰ろう」

あ、…章ちゃんのパジャマと枕が無くなってる。もうまるの部屋に運んだんか

黄「寒いし、温めてといたろかな…」

久しぶりに悪趣味部屋に入ったら案の定、ベットの上に章ちゃんの荷物が乗っかってる。…えっと、エアコン入れて。乾燥してるから加湿器も動かしとこうかな。

………

黄「…俺なにやってるんやろ」

今度こそほんまに部屋に戻って考える。

俺、なんで犬嫌いなん？てか、犬、嫌いかな？確かに小さい時は怖かったで？いきなり飛びつくとか予想できん動きするから。でも今は？…しかもあんなに小さい犬やん

うん。…怖くはない、かな？///

「飼うか？」言われたら、やっぱり大変やから断るけど

じゃあなんでこんなに憂鬱、てか、悶々とするんよ？

うーん、うーん、うーーーーん

…章ちゃん取られておもんないだけ、やな///

黄「………よし。それなら///」

さっきの仕事を逆回し。加湿器もエアコンも切って、荷物も一切合切章ちゃんのベッドに戻す

青「ただいまー。……あれ？亮おらーん、亮ちゃんはどこでちゅかねー？ハナちゃんと牛乳買ってきたのにねー」

黄「上おるでー」

青「あ、部屋に居るんか。牛乳、冷蔵庫入れとくねー」

黄「うん。寒いし、早よお風呂入り」

青「はーーい！」

ハナちゃん、お風呂お風呂♪って鼻歌が聞こえてきて。…なんか柔らかい気持ちに変わったん自分でわかる///

どれ、脱衣所にパジャマ持ってったるか…