wonderful×3 (vol.13) (ページ4)

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青side

ゆらゆら～、ゆらゆら～、

ほへぇ…、、

海の中にいるみたい。
身体ごとゆらゆら揺れていい気持ち～///

紫「章大～、朝やで～」

知ってる～。それも、土曜日の朝やろ～。

土曜日だけは、気付いたらおかんが抱っこして
ヨシヨシっゆらゆらってしてくれてるん。

で、目を開けると、自分の部屋やなくて、
おとんとおかんの部屋に居ったり、
今日みたいに二階のベランダに居ったりするんよなー

紫「…目ぇさめたか？」

青「ん～、おきたぁ。…わぁ、おひさんまぶしい」
ぎゅー

紫「今日もええ天気やで～、洗濯もよう乾くわ～」

青「あ、おきにいりのくつした♡」

右と左と模様が違う可愛い靴下で
毎日でも履きたいくらいやけど、
保育園の日は亮が恥ずかしくてイヤやいうから
履かれへんねん。けど、

青「きょうはおやすみやから、これはいてもええ？」

紫「もちろんや。その靴下履くんやったら、
シャツはピンクのやつにして、
ズボンはお尻にパンダ付いてるオーバーオールにしよな
風にあてようと思って丁度干してあるしな」

青「うん！かわいいからそれにするー///」

紫「頭はどうする？」

青「え、くくってもええん？///
おんなのこみたいでへんやない？」

紫「変やないよ。ほれ、どーする？」

青「じゃ、まえがみちょんまげ///」

紫「よっしゃ」

抱っこのまんまで洗面に行って、顔洗ってもらって
着替えさせてもらって、星のついたゴムでちょんまげ♡

それから、内緒やで？っていい匂いのクリームを顔に
塗ってもらってからリビングに降りると

橙「しょうちゃん！おはよー！」

まるちゃんが椅子から飛び降りて迎えにきてくれるん

橙「はい、ちゃんとすわった？いただきますしよ」

青「うん」

紫「パンは何つける？」

青「いちご♡」

橙「ヨーグルトもたべや？」

青「うん」

橙「バナナもあるで？」

青「うん///」

ふふふ///

まるちゃんもおかんもいっぱい構ってくれて、
僕末っ子になった気分///

…けどさ、

そしたら亮ちゃんは？

それを思うと、チクリと胸が痛んで、

青「おかん、ぼくりょうにあいたい」

橙「まるこも！」

紫「ふふ、ほな亮起こしてくるから、
仲良くご飯食べててな」

橙青「「はーーい！！」」