wonderful×3 (vol.11) (ページ3)

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橙「じゃ、はるまではココおるんか」

紫「せやなぁ」

青「わあ♡うれしいなぁ。ぼく、まいにちみにこようっと♪」

黄「…ひとりでいってな」

青「なんでー？りょーちゃんもいっしょにいこうよ」

黄「いやじゃ、こんなん、きもちわるいだけやし！」

はー、やれやれ困った。こんな事で引きこもりにでもなられたら、今後も休みの日の楽しみにしてる昼ドラが見れんようになるぞ。

紫「亮、カモはずっと水辺におるから近づいてきたりせんよ？」

黄「みてるだけでいやなのー！(涙)」

紫「ほな、見えへん手前の公園で遊んでたらええやん」

黄「こえ、きこえるもん！(涙)」

クソっ、…ああ言えばこう言う

青「なー、おかん？あのこみて。ごはんどうぞしてる」

紫「はあ？」

ん？…カモに餌やってるんか？

橙「わー、いいなぁ」

青「ぼくもしたいなー」

紫「いや、待って。餌やってええんか？」

橙「よし。うちが、きいてきたるー！」

駆け出したまるこは、その子の元へ行くと一言二言話し合い、近くにあった看板へ移動。しばらくはそれを眺めていたけど、首をひねってるから何が書いてあるのかはわからんのやろな

橙「おかーん、かんじわからへんー！」

ほらな

紫「はいはい、今行く～」

黄「いやー！いかんとって(号泣)！！」

紫「読まなわからんやろ？ほら、章大、亮任せたで」

青「うん♡りょーちゃん、ぴったりしよ」

黄「いやー！！おかーん！！(涙)」

暴れる亮を、ガッツリ後ろから抱きしめる章大

…あの子、普段はフニャフニャしとんのに意外と力あるんよな。頼もしいわ

橙「おかん、はよはよ！」

紫「はいはい、えっと、なんて？…お。12月末まではエサをあげてもいいですって」

橙「やったー！！おかん、うちもやりたいやりたい！あのこパンあげてるから、まるこもパンかって？！」

紫「アホか！なんでカモのためにわざわざパン買わなあかんねん！」

橙「えー！！あかんのー？！…あ、じゃ、いいことかんがえた♡おかん、きいて。あのね…」