wonderful×3 (vol.11) (ページ2)

今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:140,140 hit

・ページ2

紫「おかん、それパスしたら、あかんか？」

黄「あかん！はやくきてー！ぎゃー！！(泣)」

ああー！もううるっさいっ！←

紫「わかったよ！行きゃええんやろっ、行けば！」

要領を得んままやけど行かない選択肢は無いらしいし…、昼ドラは諦めて大泣きしている亮を引きずりながら残りの二人も連れて公園の池までやって来た。

橙「おかん！あれあれ！」

青「またふえてない？！」

紫「どれどれ？」

…ああ、なんや。そういうことか。

なんてこっちゃない。カモが、それこそうじゃうじゃおるだけやん

青「なんできゅうにいっぱいになったん？いっぺんにうまれたん？？」

紫「飛んで来たんよ」

橙「みんなで？」

紫「そうや」

青「おひっこし？」

紫「まぁ、そんなとこかな」

橙「なんでー？まえおったいけがつぶれたん？」

黄「……なかまがつかまってたべられたから、あわててにげてきたんちゃうん」

紫橙青「「「え？！」」」

急に顔出したと思ったらなんちゅう事言うん(汗)

橙「そ、それほんまなん？」

紫「ちゃうから！」

青「はぁー、びっくりしたぁ」

橙「でも、じゃあ、せいかいはなにー？」

紫「越冬しに来たんやろ」

青「えっとー？」

紫「住んでる所が寒なるから、あったかいこの池に逃げて来たんよ」

橙「え、このいけもさむいやん？！」

青「ほんまや！どうせやったら、おさるさんみたいに、おんせんにいったらええやん！」

…あ、いつか見たテレビでそんなんやってたな。

紫「…けど、鳥って温泉に入ったらどうなるんやろな？茹で鶏になってまうんかな？それとも、水炊き？」

橙青黄「「「！！！」」」

紫「あ、ごめんごめん、今の忘れて」

橙青黄「「「………、、、」」」

あかんあかん、心の声がデカ過ぎて、子供らビビらせてしもた(汗)

紫「と、とにかくやな、この池がちょうどええ塩梅で居心地ええんやろ？だから住んでる池の周りがあったかくなるまではココで暮らしよるんよ」