wonderful×3 (ページ34)

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青side

またすばるくんが画面いっぱいに映って『章大よ、亮、どっか行ったんか？』て

青「はい」

亮ちゃんはキッチンでぶつくさ言いながら両手にコップ持ってうろうろしてるから、今はひとり

赤『こっちも俺しかおらん』

そう言うて妖艶に口角をあげるすばるくん

なんか緊張する…

二人っきりになる事ってめったとないからなぁ

ちょっと、落ちた感じ正座でもしようかな

…見えへんやろけど

赤『ピアス、それ、もっかい見せてみ』

青「？…あ、はい」

ずっと掌にあるそれをレンズの前に差し出す

赤『ほんまキレイやな～。ちっこいのによう光るし』

そこまで言うとすばるくんは急にボリュームを下げて『ほんで、それどないしてん？』て

赤『章大はセンスあるからな、自分で買いました言うても不思議ではないけど、この一連の流れからすると、、、、、色恋の匂いがするで』

ぼん！！///

一瞬、心臓が倍のおっきさになったかもしらん

なんでわかるんや…

あからさまやったか？

でも亮ちゃんもまるちゃんも気づいてないと思うけど…

やっぱりすばるくんは大人で神なんかも…

赤『何をあわあわしとるねん』

青「あ、あの、ふたりには内緒にしてください！」

赤『なんやそれ。あっさり「色恋の産物です」て白状してもうてるやないか(笑)』

腕組んで、青春やな～とか双子ももう子供やないんやな～とかうんうん頷いて感心してくれとるけど

ああ…恥ずかしい/////