くらさんとやすくん ８

ふつーにhappy birthday　２ ページ28

「おーくらぁ///俺の好きなもんばっかりやーん///」



興奮して、いつかの子泣き爺みたいに飛んで抱きついても大倉ならへっちゃら。ガッツリ受け止めて、オマケに何回か回ってくれる…はずやのに



「あれ？回らんの？」



「今日はそういうんなし。レディーとジェントルマンやねんから」



「ん？ひょっとして俺がレディーなんか？」



「例えやけどな」



「それ、レディースならんか？」



「……、、、」



「黙るん無しやわ」



「……、、、」



「わかった。レディーで」



「ヨシ！ヨシヨシ！」」



「もう犬やん」



「お口チャック」



しがみついたままキスされて、これのどこがジェントルマンとレディーなんだか



「んんっ…、おー…くら、ちょ、おりる、…んん、おろして」



その場に下ろして欲しかったのに、軽々と運ばれてベットに押し倒されたら、今度こそ口に出してツッコまないといけない。



「どこがジェントルマン？？」



「そーっと、降ろしたやん」



「確かに、優しかったけど」



「ん〜、やすぅ///」



口から首筋に移動した大倉の鼻がスンスン言うのがよく聞こえる。



(ジェントルマンの方が犬なんかもしれん)



「…クスクスッ」


　

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