くらさんとやすくん ８

光 ページ16

＊

緑side


隣で寝てた子(やす)の身じろぎで目が覚めた。



薄く瞼を開くと…ん〜眩しい///



どうやら今日もいい天気



上半身を起こしたやすも、天気が気になるんか窓の外に目をやりながら



「んっ、、、んーーーー！」



綺麗な背中逸らして背伸び、からの〜



「……はぁ〜///」



深呼吸。



それが終わると今度は部屋ん中見渡して「…やなww」て笑っとー



「…あさからまっぱで、なにをわろとん」



「えー？」






＊＊＊

青side



しもた。笑うって結構身体揺れるし。振動でおーくら起こしてもーた！



「ごめん。まだ寝たかったよな」



振り返ると鼻までタオルケット被って目ぇシュパシュパさせてるおーくら。



ふふふ///俺、朝の弱ってるおーくら、好きww



ギャップ萌えっちゅーの？可愛いてしゃーないww



手ぇ伸ばしてよしよし♪



「おはよー」



「なー、なにわらっとったん、て」



あ、手ぇはらわれた。



「ちゃうやろ、挨拶先。おはよー」



ほっぺツンツン♪



「むぅ。おはようっ💢」



ははっ、むすってした



「そんな怒らんでええやんかいさーww」



「別に怒ってへんけど俺はなにわらとん？てきーてんのにやすが九官鳥みたいに『おはよー』『おはよー』いうから」



「結果怒ってるやん、あはははっww」



「もぉー笑うなてー」



「おいっ、ティッシュ投げんなやっ」



「別に当たっても痛ないやろ」



「痛ないけど。それ、ナニ拭き取ってその辺に捨ててたやつちゃうん💦」



「俺のやのーて、やすのかもしらんし！」



「あ、そか。なら、えっかww」



あははっww






＊

緑side



「ええんかいっ💦」



「でなー、なんで笑ってたかと言うとなー」



「教えてくれるんや」



「教えて欲しかったんやろ？見てみ、部屋ん中。悲惨も悲惨やで。興奮冷めやらん同士がシまくるとこうも部屋が散らかりますかねぇww」



「…それは見んでも想像出来る💧」



打ち上げ(そと)でだいぶ飲んだのに、やすが「おーくらんちで飲み直そー」て言うから家でも飲みまくって、溜まった熱を放出するようにシまくって…ほら、こうやって手ぇ広げてパタパタするだけで丸まったティッシュ何個も捕まえられるww



「おーくら、それココ頂戴💦」



やすが持ってたんはゴミ箱やなくてティッシュの空箱。



「無くなるくらい使ったか✨」



「なんならそれ以外にも出してるからな」



＊

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