くらさんとやすくん５ (ページ32)

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ドリアイページ32

緑side

事務所のビル出た所で顔に雫がぴちゃん！

「Σうげっ！」

ま、まさか鳥のフンやないやろな！て慌てて空を見上げたら、なんて事ない、雨で。軒がある所まで下がって雲行きを確認。

あー、向こうのほう晴れてるからちょっと待ってたらやむかな～。それか走って行こうかな…、、、。

行き先は、道路渡ってちょっと行ったコンビニ。

いやー、ドリアイの練習してたんやけど腹減ってさ～。

それに、今回、俺一番歳上やん？差し入れとかしたら喜ばれるんやないの？と思ってのコンビニやねん//…やのに、びしょ濡れで帰ったらダサいしな。

ちょっと待ってよー//

…とは言え、遅なるんも悪いよな

「…早よやまんかな～」

もう一度空を見ようと一歩踏み出し上を向くと

「Σん？！」

視界にフィルターがかかった！！

なんやなんや？！

「おーくら、傘ないんー？」

おう、その声は、らぶりんやす♡

振り返ったら、やっぱり、笑顔のスイートハニーやすで。ビニール傘をこっちに傾けてくれてる♡

「やす～♡」

思わずムギュッ

「こらこらこら、暑いあーついー！」

「だって傘ないんやもん、ひっつかな濡れる～//」

「うせやん、そこ、まだ屋根ある所やしww」

「その屋根ある所で傘さしてたんやすやしな」

「ちゃうやん、さして、出ようと思ったらおーくらが邪魔すんねんもん」

「邪魔？！」

「うん、こんなとこおったら邪魔になるでー。で、どこ行くん？」

「コンビニ」

「じゃ、俺の傘に入って行き」

「マジで♡てか、やすもコンビニ？」

「うん。今ドリアイの練習してて、腹減ったって言うから買い出し」

「なんやねんアイツら、先輩使うなや！(怒)」

「ええやん、そんないいもんでなし(苦笑)…おーくらは？」

「同じく練習」

「じゃ、隣使ってたんてグリーンチームか。…それでそれで？」

「それでー、俺が腹減ってしもて、ついでやしみんなにも差し入れしょーかなー、て。」

「ふふふ。ちゃんと先輩してるんやん」

「当たり前やろ～、保護者くらい歳ちゃうねんもん」

「そやよなぁ、びっくりよなぁww…て、長話してたらサボってるって怒られるわ。早よ行こう。傘入って」

「や、俺が持つわ」

「なんで、俺が誘ったんに、悪いやん」

「いやいや、低くて狭いから(汗)」

「ムッ…。じゃ、お願いしまーす(拗)」ぷぅ…