ぽにょくら 2 ページ36
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組んでる手に力を込めて離さんでー！って更にスリスリスリ！
「あひょひょひょひょ！///ちょ、やす、頼むし胸の周りで動かんで///」
「ん？」
一旦顔を外して確認しまーす、、、あ。
「ほんまや。コリコリなん、おる」ふぅー
「あひゃん、だからそこに向かって喋ったり、鼻息掛けたりすんな！こしょばいやろ〜！」
「はぁーい」
なーんて言いながら、いたずら心に火が付いて、服の上から、チョンチョンチョンチョンチョン…
「わ、バカバカバカバカ！///」
えへへ、ざまーみろ！
…って、
「あん！ちょっとー！！///」
俺もコリコリ摘まれたー！！///
「おかえし♡…てか、ひっつきたいなら、さっさとくればいいのに、何、時間かけてコソコソやってるんよ」
「…バレてたんや(汗)」
「当たり前やろ、体に触れてたクッションが動いて行ったら誰でも気付くわっ」
「いや、誰でも気付くけど、おーくらは大丈夫かな、と…」
「バカにすんなよっ(怒)…もう。肩と腕上げっぱなしで待つん大変やってんから」
「え、背もたれに乗してたとか支えられとったんちゃうん？！」
「ちゃうわっ。空中で頑張っとってん！…おかげでプルップル震えてたんやで」
「あー、そーなんや。…全然気付かんかった///ごめーん」
笑ってごまかしながらおーくらの目を見上げると、見下ろしてくる目と視線がぶつかって、顔が近付いてきて。頭突きでもくらうんかな？ってギュッと目を瞑ったら、
チュ。
「んぁー！コラ、デコチューすんなぁ！！///」
「だって、ひっついてきたって事は〜、いちゃいちゃしたいってことやろ〜」
「ちゃうやん。いちゃいちゃまでいらんねん！///」
「ほな、何欲しいんよ？」
「映画見てる間だけ…、ひっついてていい？ほんでな、頭とかわしゃわしゃーってしててや///」
「…ええけど。…そんなんしてたら映画の内容頭入ってこーへんかも」
「そしたらまた始めから見たらええやん♪」
「それもそーかww」
おーくらは俺の頭をかき回してからほっぺを置いて、スリスリ
俺もおーくらの胸の納まりが良いところにピトッとひっつき直して、スリスリ
最終的にはお互い動きが惰性になって、どちらからともなく眠りについてて…
なぁー、おーくら？
この映画、いつになったら見終わるやろーなぁ(苦笑)
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年7月15日 19時
