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「バレンタインデーにはまだ早いけど！」
↑おーくらくんちの玄関が開いて、のそーっと顔を出した家主(二度寝してたな)にやすくんが大声ハイトーンで放った言葉
飛び込む勢いで手に持ってた荷物をふたつともおーくらくんに差し出してキャピキャピご機嫌さんのやすくんに対して、
「…ウーバーちゃうん？」
て、おーくらくん、テンションひっく！
さては愛しのやすくんが来たというのに寝ぼけてんな。
上等じゃ、起こしてやろう。
スリッパから出てるくるぶしを、ガブッ
「Σひゃ！！」
「コラッA！」
大丈夫だよ、甘噛みだし。
(ブシノナサケだかんねー)
「あー、ビックリしたぁ💦、、、あ。やす？」
「え？！俺ってわからんで玄関開けたん？！」
おーくらくんはお腹と頭かきながら「うーん」て家の中に入ってく。
続けてやすくんと、あたしも。
おじゃましまーす
「ちゃうやん、あんまりにも腹減って、さっき出前頼んで…」
「そのまま寝てもーてたん？」
「ううん、多分頼めてない」
持ったまま寝てたっていうケータイの画面をふたりで覗き込んで「こら頼めてないな」って
「どーしよーやす、俺、腹ペコやぁ！」
「大丈夫やで。おーくらがお菓子食べたいっていうから俺たんまり買って来たし！」
「俺、そんなんいうた？」
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2023年5月2日 12時
