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あたしはハヤテのごとく駆けて行き、おーくらくんの足元に纏わりつくと、一生懸命跳びはねてご挨拶。



こんにちは!はじめまして、おーくらくん!



『キャン!キャンキャン』



はじめはビックリしていたおーくらくんも、走る速度を徐々に落としていき、その場に止まるとあたしを抱っこしてくれた



緑「なんや、キレイにしてもらっとるな?」



『キャン!』




頭を撫でて、リボンをほめてくれるおーくらくん//



えへへ。いいでしょ?これ、やすくんが買ってくれたんだよ?



じーつはー、その、やすくんも居るんだよ?何処に居るのかわかるー?



緑「お前の、おかーさんは、どこですか?」



え?おかーさん?



…あたしおかーさんと来たんじゃないよ。だから、やすくんと来たの。ほら、あそこの木陰にいるでしょ?キョロキョロしてないで、あっち見てよ、あっち!!



あたしは、おーくらくんのほっぺにパンチを何発かお見舞いするとやっとの思いで、お目当ての方向を見てくれた



緑「ちょっと可愛いんやないの?///」



でっしょー!?今日のやすくんはピカイチで可愛いよー?



『キャン!』







緑「コホン、」



おーくらくんはあたしを抱っこしたまま自分の身なりを整えると、背筋を伸ばして、しゃなりしゃなりとやすくんの元へ歩いて行き……




なぜだか目を丸くした

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作者名:青菜はやと | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年1月7日 16時

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