48 toppoのセカイ ページ48
「珍し」
「なにが？」
「トッポが店に出てるんが」
「しゃーないやろ。誰かが行方くらますから手伝えって言われたんやし」
「せやのに相変わらずカウンターの隅に座ってるん？」
「エースがおらん間はちゃんと働いてたけど、今日からはもうお役御免やし。ココでご飯食べたらすぐ上がる」
「…そか」カタン
「…なんで隣座るん？」
「ちょっと休憩」
「まだ働いてへんやん」
「まー、そう言わんと」
「丁度ええわ。エースも一緒に晩飯食うてまうか？」
「今日、メニューなに？」
「ナポリタンとサラダ」
「サラダ余計くない？」
「僕のリクエストやけど、なんかモンクある？」
「別に〜。じゃ俺もちょうだい。玉ねぎとピーマンは少なめのウインナー、ケチャップ大盛りで」
「…あいよ(汗)」
「それと、ジョニー、ビールも」
「了解」
「お腹出るで」ボソっ
「出してみたいわ」
「…ムカつく」
「ほらほら、喧嘩せんと。はい、ビール。トッポは？」
「水でいい」
「しょもなっ」プシュ…
「うるさいっ、黙れ」
「はいはい〜」グビッ
「………、、」
「………、、」
「なぁ、いっこ聞いていい？」
「んぁ？」
「連れてた子って、どんな子なん？」
「あぁ…。…そこには触れんでって言うたよな？」
「ええやん。ちょっとくらい。なー、どんな子？」
「だからー、、///
「おまちどーさん。ほれ、出来たで」
「今のタイミング、ワザとやろジャッキー」
「そんな事ないけど、シツコイんは嫌われるでトッポ？」
「なんなん、エースの肩持つん？！」
「そやなけど」
「はっはっは、怒られてやんの〜。ザマァ〜！…いっただきまーす」
ズズズッ
「もうっ！…いただきますっ」ぷくっ！
ズルズルッ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 179人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年10月5日 22時
