指に触れる愛が、３

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内「えっ！！プロポーズするんか！！とうとう！！」
「シー！！！声デカイ！！！」
内「あ、悪い悪い(笑)」
亀「向こうにオッケー貰えたんや」
「はい、今年度末頃ならって」
内「良かったなぁ」
「それでプロポーズどうしようと思って」
亀「あ〜それで俺らが召喚された訳やな(笑)」



勇人に呼び出されて、何かと思ったらそういうことか(笑)2人に相談したかったのに一軍おらんし、なんて拗ねたように言われる。なんやこいつ、可愛いなあ(笑)



内「なんか考えとんの？」
「いや〜なんも、全く(笑)」
亀「まあ思いつかんよなあ(笑)サプライズですんのやろ？」
「はい」



マジで悩む…と頭を抱える勇人に、内海と2人顔を見合わせて笑う。



内「Aちゃんなら、どんなプロポーズでも喜んでくれるやろ」
「いや…そうなんすよ…」
内「でもどうせなら理想のプロポーズしてあげたいよなー(笑)」
「ほんまにそれ…本人に憧れのプロポーズってなに？って聞くわけにもいかないし」
亀「…なんかインタビューとかで話してそうやない？憧れのプロポーズとか」
「「…それや！！！」」



探せ！と3人ケータイをいじりだす。今のご時世、ネットでなんでも調べられるから便利だよなあ。



内「AA…プロポーズ…」
亀「あ、これは？“AA理想のプロポーズを語る！？”」
「見てみましょ、亀さん開いて」
内「お、“理想のプロポーズは？という質問に対して、『理想とかは特にないかな』と笑って答えるA。それでも強いて言うなら、と引かない記者の様子に笑って、『相手が自分のことを思って考えてくれたプロポーズなら、なんでも嬉しい』と照れ笑いで返し、会場の男性陣をメロメロにした”」
亀「…なんてええ子なんや…」
内「なんでこんなパーの彼女がこんなええ子なんや…」
「いや、いっちゃんパーな人に言われたないわ！(笑)」
亀「パー同士の醜い争いはやめ」

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