指に触れる愛が、３

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「オイ！A！」
『え！？…あ、なんだ中居さんか、ビックリした〜(笑)』



フジテレビ局内を歩いていると後ろから突然ガラの悪い、聞き覚えのある声で呼ばれ驚きながら振り返るとそこには中居さんが。



中居「オマエ、坂本大丈夫なの！？」
『…あぁ(笑)』



大の巨人ファンの中居さんは、私と勇人が付き合っていると知ってから、ことあるごとにこうやって声をかけてくれる。



中居「脇腹の肉離れだべ？」
『そうです』
中居「…大丈夫なの？」
『うーん…本人の状態はよく分からないですけど…徐々に練習は始めてるみたいなんで大丈夫なんじゃないですかね？？』
中居「シーズン中には間に合うんだよな？な？！」
『圧がすごい…(笑)』
中居「だって心配なんだよ！！こっちは！！(笑)」
『本人は戻るって言ってましたけど…(笑)』
中居「ホントに！？ホントなんだな！？」
『はい(笑)』
中居「よし、ならいい」
『(笑)』



やだもう(笑)野球関係ないと普通なのに野球のことになると圧が凄いよ(笑)

だけど、こうやってファンの人たちは心配してるんだよなあ。勇人もそりゃ、早く戻りたいと必死になるよなあ。



中居「この前、野球番組やっててさあ」
『はい』
中居「坂本の怪我はザキヤマの呪いじゃねーかって話になって」
『ザキヤマの呪い？！なんですかそれ(笑)』
中居「ザキヤマと接触した選手はことごとく不調に陥るっていう…」
『なにそれ不吉すぎる』



ザキヤマさんって何者？…恐怖でしかない(笑)



中居「だから坂本にこれからザキヤマが来ても逃げろって伝えといて」
『わかりました…(笑)』
中居「よろしく頼んだよ！マジで！(笑)」

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