指に触れる愛が、２

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スーツ姿がカッコいいって、大体初期に気付くであろうポイントに2年半かかってたどり着くって、坂本さんが凄い魅力的な部分が沢山あるってことじゃない？…まあそれか、忙しすぎてそんなこと気にする余裕が今までなかったか、(笑)

どっちにしろ、悪いことではないよね。



『大丈夫なら、ええんやけどさ、』
比「うん、全然普通でしょ！」
『…あー、なんか、凄い恥ずかしい話したよね？これ、(笑)』
比「うふふ、ごちそうさまでーすっ」
『…絶対みんなに言わないでね』



…善処はします(笑)



柚「あっAさん！」
『？』



Aのマネージャーの柚木さんが走ってくる。…なにかあったのかな？



柚「体調悪いんですか？大丈夫ですか？」
比「え？そうなの？大丈夫？」
『…へ？悪くないけど…』



むしろ好調、と続けるA。…うん、確かに好調そうだわ(笑)



柚「あ…なら良いんですけど」
『…なんで？』
柚「いや、さっき坂本さんから…Aさん朝変で顔とか赤かったから体調気にしてあげてって連絡きてて…」



Aと2人、顔を見合わせる。
それって…



比「『あははっ！(笑)』」
柚「？？」



まさかのさっきの話と繋がる内容に笑いが止まらない(笑)坂本さん心配しちゃってんじゃん(笑)



『いや…あの…大丈夫(笑)』
柚「…元気そうです、って伝えておきますね…？」
『うん、よろしく…(笑)』



あー恥ずかしい、と顔を覆うAの背中をバシバシ叩きながら大笑いする。なにこのカップル、可愛すぎる(笑)



比「帰ったらちゃんと弁明しな(笑)」
『うん…そうする…(笑)』

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