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ページ16

浦「はい、じゃあAちゃん報告して」
『…彼氏が出来ました』
「「ふぅぅう↑↑」」
西「え!?マジ!?」
末「いつから??」
與「誰?誰??」
伊「知ってる人??」



うるっっさ!!(笑)
にっしーなんて顔もうるさいもん。
私に彼氏ができるたび大騒ぎするのやめてくれないかなあ(笑)



宇「はい、はい。質問1つずつしよ」
日「はーい!いつからですか!」
『3月』
與「お相手は誰ですか!」
『教えません』
「「ぶーぶー」」



こういう所で仲良し発揮しないでほしい。切実に。



浦「いっつも紹介する前に別れるんだから、今回は紹介してよ(笑)」
『うーん…』
與「渋る気持ちは分からんくもない(笑)」
『でしょ?あのー…』
與『「親に紹介する気分」』
「「(笑)」」



これ、末っ子ならではなのかな?真司郎と肩を組んでそうだよな、わかるよな、と言い合う。



宇「だってA、直也くんのことパパって言い間違えるもんね(笑)」
『それはもう忘れて…』

末「でも紹介して欲しいよな。会いたい」
『いやや〜絶対茶化すしうるさいやん』
「「まあそれは確実に」」
『ほら!!!(笑)』



絶対イヤ、なんて思っていると、でもね、と直也くんが優しい顔で話し出す。



浦「でもね。ずっと昔から見守ってきた大切な末っ子の、大切な人に会ってみたいんだよ。みんなAには幸せになって欲しいって思うからこそ、うるさく言っちゃうけど、それは許して?」
『……そんなん言われたら紹介するしかなくなるやん』
「「(笑)」」
日「素直で可愛いやつだな!この!」
『うわっやめてや〜!』



みんな優しい表情で笑っている。もう、これだから嫌いになんてなれないんだよ。

いつもAは大切な末っ子だよ、と惜しみない愛情をずっと注いでくれていた。親みたい、なんて言ったけど強ち間違いでもなくて。本当の家族のように時には厳しく時には優しく見守ってくれた、私にとっても大切な大好きな人たち。

だからこそ、中途半端相手は紹介できないと思って、いつも紹介するか迷っているうちに別れてしまう。

勇人のことは、一年続いたら紹介しよう。
私の大切な人ですと、胸を張って。

9. 自慢したいくらい良い女→←8. 大切だからこそ



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設定タグ:プロ野球 , 読売ジャイアンツ , 坂本勇人   
作品ジャンル:恋愛
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ちぇる(プロフ) - こんばんわ、初めまして!キュンキュンしながら読んでいます。Twitterフォロー失礼します。 (2021年8月29日 22時) (レス) id: 1fb1214a6e (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - ぴよさん» ありがとうございます〜許可させていただきました! (2019年11月7日 20時) (レス) id: 98e31ab7a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ - Twitterのフォロー失礼します! (2019年11月6日 23時) (レス) id: 83114b884a (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - milkさん» どのアカウントでフォローしてくださったのか分からないので、DM頂けると嬉しいです。 (2018年11月2日 17時) (レス) id: f98a4423c1 (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - ツイッターのフォロー失礼します! (2018年11月1日 19時) (レス) id: 9282ec8f15 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハナ | 作成日時:2018年9月17日 22時

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