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あの騒ぎの後、ホームルームを行い、緑谷は飯田に委員長をしてほしいとクラスの前で言い、最終的に委員長は飯田に決定した。
先程のこともあり、先生たちは外の様子を調べるとともに見張りをすることとなったため、緊急で自習を行うこととなった。
高校生が自習時間で静かにおとなしく勉強するはずもなく、教室内はザワザワとしていた。
Aは目の前に座っている爆豪をちらっと見る。
爆豪は体操着で午後の授業を出ていた。
｢漏らしたん？｣って上鳴くんが言って爆破受けてたところを見て、気がついた。
｢爆豪｣
ちょんちょん、と爆豪の肩を叩く。
｢あ？｣
爆豪は身体ごと横向きにし、Aと顔を見合わせた。
｢ごめんね、さっき…。制服ぐしゃぐしゃにして。ありがとう｣
｢あんなとこでベソベソされる方が面倒なんだよ。…どーせ洗濯する｣
爆豪なりの｢どういたしまして｣とAは受け取り、｢あ、そうだ｣とカバンの中を漁り始めた。
｢飴あげるー。何味がいい？｣
なんで、飴？といった様子で爆豪はぽかんとしていた。
｢爆豪に色々してもらってばっかだからさ、今あげれるの飴しかなくて｣
困り顔で笑うAに爆豪は少し顔を赤らめ、｢ガキかよ…｣と小さく呟いた。
｢……ハッカ｣
｢えええ、爆豪大人だねぇ、はい、どーぞ｣
自分の飴用袋をゴソゴソと漁り、爆豪にほい、と渡す。
｢あんのかよ!!｣
爆豪は叫びながらも飴を受けとり、鞄の中に大事にしまった。
｢…で、もういいンかよ、お前は｣
爆豪は、Aの机に頬杖をつき、真剣な眼差しでAを見る。
Aはちょっと視線をそらし、曖昧な感じで答えた。
｢まあ、中学からしょっちゅうあることだし、慣れてると思ったんだけど、爆豪にバレて我慢できなくなっちゃって｣
｢あいつには直接言わねーの｣
｢仕方ないことだから。私が嫌って言ったところで、焦凍はどうしようもないからさ、困らせるだけだよ……だって、ほら、焦凍めっちゃかっこいいじゃん｣
Aの話を爆豪はうんざりとした様子で聞く。
｢うぜぇ……シレッと惚気んな｣
｢あ、爆豪も顔だけならいい勝負だと思うよ｣
｢だけ、は余計だわ!!クソが!!｣
｢あ、否定しないんだー｣とAはいつの間にか心から笑っていた。
爆豪も怒っているように見えて時折優しい表情を見せる。
Aと爆豪以外の生徒は皆冷や汗をかいていた。
｢………ﾁｯ｣
轟が今にも殴りかかっていきそうな雰囲気であった。
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ちぇな(プロフ) - 更新頑張ってください！待ってます！ (2020年3月22日 9時) (
レス) id: 339945d703 (このIDを非表示/違反報告)
かずは(プロフ) - かっこいい2人の小説でとっても楽しみに読んでます！ それと、夢主設定で、女の子作ってたじゃないですか、そのアプリなんて言うアプリを使っているんですか（具体的に）？よければ教えてください！！これからも楽しみにしています！ (2020年3月4日 14時) (レス) id: e2db7e070d (このIDを非表示/違反報告)
和乃佳 - スッゴク好きです(*´∀`)♪イケメン二人の夢小説きたｧｧｧ！！！って叫んでおりました(゜∀。) (2020年3月2日 8時) (レス) id: b2b337d8a8 (このIDを非表示/違反報告)
晴香(プロフ) - 青い夕日さん» コメントありがとうございます！あるある要素これからもっと入れられるように頑張ります。 (2020年3月1日 21時) (レス) id: 132c2747c4 (このIDを非表示/違反報告)
青い夕日 - タイトルが面白い。好きな子には意地悪してしまうのは男子のあるあるですよねぇ。爆豪がそういう系って想像するのわかります。更新頑張ってください！ (2020年3月1日 20時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴香 | 作成日時：2020年2月16日 16時
