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ショートホームルームの前の朝、爆豪は轟に呼び出されていた。
前日の夜、1年A組のメッセージアプリのグループから追加し、個人でわざわざ朝早く来てほしいと轟から頼んだのだ。
｢ンだよ話って｣
誰もいない教室で轟と爆豪は少し距離をとって話す。
｢マスコミの騒ぎがあった時のことだ｣
爆豪は思い当たる節があるようで、軽く舌打ちをする。轟は構わず話を続けた。
｢お前がAのことどう思ってるかは知らねぇけど、あいつに不必要に近づかないでくれ。俺たちの仲を掻き乱すな｣
轟の言い分を聞き終わった爆豪はハンっと鼻で笑った。
｢てめぇのせいでアイツがあーなってたのに俺に良くそんなデケェ態度取れんだな｣
｢焦凍が悪いからだよ！！｣というAの言葉を思い出す。
｢…どういう意味だ｣
爆豪はAが悩んでいたこと、あの時自分に言っていたことを轟に話した。
本当に轟は聞いたことなかった、気づいていなかった様子だった。
轟を見て、また爆豪が笑う。
｢俺はお前の言う通りにするつもりはねェ、…花咲も、お前の言いなりじゃねンだよ。ちゃんと見てから言いやがれ。自分のワガママにアイツを振り回すな｣
しばらく沈黙が続いていると、教室のドアがガラガラと開く音がした。
｢あれ、爆豪と轟。早｣
｢珍しいですわね。花咲さんはまだいらしてないの？｣
みんなが登校し始める時間になり、耳郎と八百万が教室に入ってきた。
｢ああ…今日は一緒に来てねぇ｣
轟が八百万の問いに答える。
そのとき、耳郎と八百万の後ろからひょこっとAが顔を出した。
｢おはよ、2人とも｣
｢花咲、おはよ……て、!!!!!!??｣
｢花咲さん!?どうされましたの!?｣
Aの顔を見た2人が驚きの表情を見せる。
Aの瞼がこれでもかと言うほど真っ赤になっていたからだ。
Aは色白であるため、更に赤いのが目立ってしまっていた。
｢あー、ははは…実は夜中ドラマ見返してて…感動しすぎちゃってさ｣
もちろん、嘘だということは遠目で見ていた轟と爆豪には分かったが、事情を知らない2人は少しほっとする。
｢花咲さん、これで冷やすといいですよ｣
八百万が自身の個性を使い、氷嚢を創造する。
Aはお礼を言って受け取り、目を冷やしはじめた。
そしてそのまま自分の席に座り、いつもの様に淡々と授業の準備をしはじめた。
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ちぇな(プロフ) - 更新頑張ってください！待ってます！ (2020年3月22日 9時) (
レス) id: 339945d703 (このIDを非表示/違反報告)
かずは(プロフ) - かっこいい2人の小説でとっても楽しみに読んでます！ それと、夢主設定で、女の子作ってたじゃないですか、そのアプリなんて言うアプリを使っているんですか（具体的に）？よければ教えてください！！これからも楽しみにしています！ (2020年3月4日 14時) (レス) id: e2db7e070d (このIDを非表示/違反報告)
和乃佳 - スッゴク好きです(*´∀`)♪イケメン二人の夢小説きたｧｧｧ！！！って叫んでおりました(゜∀。) (2020年3月2日 8時) (レス) id: b2b337d8a8 (このIDを非表示/違反報告)
晴香(プロフ) - 青い夕日さん» コメントありがとうございます！あるある要素これからもっと入れられるように頑張ります。 (2020年3月1日 21時) (レス) id: 132c2747c4 (このIDを非表示/違反報告)
青い夕日 - タイトルが面白い。好きな子には意地悪してしまうのは男子のあるあるですよねぇ。爆豪がそういう系って想像するのわかります。更新頑張ってください！ (2020年3月1日 20時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴香 | 作成日時：2020年2月16日 16時
