君は俺の……。【rb】【長編】 (ページ4)

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朝ページ4

ーkn sideー

騒がしい目覚まし音を聞いた途端、勢い良く現実に戻されて目を開ける。

望んでもいない朝を迎えたのは何回目だろうか。

重力を感じる体は重くて、怠い。

また俺は皆が望むコネシマであり続けるのだろうか。

kn「あぁ…だりぃ…」

掠れた低い声が響く事なく消えていく。

心とは対照的に習慣となった着替えや、身なりの整えをテキパキと行う自分に鼻で笑った。

俺は一人なのに、心と体で分かれてるみたいだな。

なんて、適当に考えた。

shp「先輩、入りますよ」

コンコンと2回ノック音が聞こえたあと、ひょこっと顔を覗かせたのは後輩であるショッピ。

shp「朝食、呼びに来ました」
kn「おー了解了解！ショッピくんいつもありがとなぁ…！」
shp「別に…俺は先に行ってるんで」
kn「あぁ！待ってや！！もう行けるから！！！」
shp「…早くしろや」

相変わらず朝は不機嫌なショッピは、ふわぁあ…と一度大きく欠伸をしながらじとりとした目つきで俺を待つ。

俺は早めに支度をして、ショッピと共に食堂へ向かった。

zm「あ、シッマ来たな」
tn「ありがとなぁ！ショッピくん」
shp「いえ」
kn「おーもうみんな揃ってんのかぁ！」
sha「お前が遅いだけやから」

食堂に着いた途端、沢山の声が飛び交う。
コイツら朝から元気ええなぁ…とか思いながら、彼らに負けないようにと声を張った。

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