理解者だって？はっ倒すぞ ページ40
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扉の向こうに人影が見えた
あ、あれ山田さんだ
辰朗「おはようございます、東雲さん」
「おはようございます。いらっしゃいませ」
眼鏡にグレーのスーツをシャキッと着こなし
昨日のように爽やかな笑顔で立つ山田さん
...よりも目がいったのは、
彼の後ろに並ぶ男、の子？、少年？達
辰朗「あ、伸之？お前何してんだ」
伸之「OFFなんで、珈琲って感じっす」
辰朗「.......いや、似合わな、」
伸之「ちょ、失礼っすよ！俺に！」
辰朗「悪ぃな本当のことだ。許せ」
山田さんって、
彼らの前になると性格変わるんだよな
昨日もそうだったけど、なんだろ
少なくとも爽やかではない感じ
「...あの、？」
辰朗「あーはいはい！すいません。
ちょっとの間、コイツらの面倒を見て欲しくて」
自分の後ろを親指で指しながら
ニッコリと悪びれもせずに清々しいまでの笑顔
「.....託児所じゃないっつーの」
伸之「っはは、(笑)お前、マジでウケるっ、(笑)」
「うっさい。いい加減追い出すよ？」
伸之「それは勘弁」
ボソリと言った言葉は
近くにいた伸之にしか聞こえなかったらしく
山田さんはテキパキと後ろの少年達に指示を出している
辰朗「少ししてから迎えきます」
「...わかりました」
辰朗「会計は伸之がするので.....、
お前ら好きに頼んでいいぞ〜むしろ高いの頼め〜」
伸之「え！マジっすか！ちょ、辰朗さんんん！？」
「承りました。じゃんじゃん頼んで貰います」
伸之「おいA！お前ふざけんな！」
そんなに慌てなくても...
どうせ稼いでるんだし、いいじゃん
なんて、伸之には筒抜けだろう
辰朗「...1つ聞いていいですか？」
「なんでしょう」
辰朗「2人はどういう関係、？」
あ、そういえば
この人たち知らないのか
わたしと伸之の関係
伸之「友達っつーか良き理解者っすね」
「...は、頭に乗んな伸之の分際で」
伸之「なんか当たりが強ぇんだけど！！」
「ただの知り合いです。昔馴染みです」
辰朗「知り合いにしては距離が近ぇ気もすっけど...」
「え？」
辰朗「いえ...、わかりました。
あ、ではコイツらお願いします」
爽やかな笑顔だ
表向きの顔にしか見えなくなったけど
裏にはきっと大悪魔が隠れてるんだろうな
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臣嫁(プロフ) - この作品ホント好きです！もう何回読み直したことか…笑 ずっと応援させてもらいますんで、更新頑張ってくださいねー！！ (2017年4月10日 2時) (
レス) id: 784c0dafd1 (このIDを非表示/違反報告)
蒼黒(プロフ) - 前回のも面白かったですけど前回のよりもパワーアップして面白いです！元々何度でも読み返しをしてたんですけどもう暗記する勢いで面白くニヤニヤしながら見てます！続き楽しみにしてます！((o(^∇^)o)) (2017年2月13日 20時) (レス) id: 15574e7ac9 (このIDを非表示/違反報告)
うみ(プロフ) - らんぺが！！らんぺが！！！めっちゃ可愛くてニヤニヤしながら見てます。笑リニューアルした後もする前も大好きです！！更新楽しみにしてます！！！ (2017年2月13日 20時) (レス) id: 7571d137cf (このIDを非表示/違反報告)
MOMIZI(プロフ) - S.arisuさん» 注意ありがとうございます。大変申し訳ありませんでした。訂正したのでもう一度ご覧ください!! (2016年5月15日 16時) (レス) id: 67cc9e02e1 (このIDを非表示/違反報告)
S.arisu - あのー、亜嵐くんが登場していない気がするんでけど。。。。 (2016年5月15日 16時) (レス) id: dd9bed2f67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MOMIZI
| 作成日時：2016年5月1日 16時
