隣のCafeのお嬢さんが愛されています

見た目はとっても大事であり ページ21

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利夫「さて、じゃんじゃん行こーう。」

敬浩「着いていけるようにね(笑)」

「笑いながら言わないでください。」





そう言えば彼らはまた笑い出す

笑いのツボがどこにあるのか
いまいち掴めないけど、


変なところに浅っいツボがあるのはわかった




「あれ、AKIRAさん、」





笑いながらどこかへ行った彼を見れば、
ヘラヘラと何人かの男性を連れてきた



え、なに...





良平「はい、自己紹介！」

「えっと、東雲Aです。」

良平「そんな怯えんなって(笑) 怖いやつらじゃねぇから。」

「怯えてません。」



とはいえ...
人は見た目が大切だと言われる

情報の大半を視覚で
判断するようになっているらしい



だから...睨まれたら怖くもなる






将吉「あ、俺？(笑)」





そう、貴方です





ネス「ごめんね、SHOKICHI目力すげぇから(笑)」

「あ、いや...大丈夫です。」

良平「コイツらはEXILE兼SECONDメンバー。」

「EXILE…、SECOND…、？」





聞き慣れない言葉
アーティストのグループ名だとはわかるけど

紙とペンが欲しいかな、これは







将吉「俺はSHOKICHI。
ボーカルとパフォーマー兼任してる。」

ネス「NESMITHです。よろしくね〜。」

「お願いします。」





眼力が半端じゃない人と
たぶん...血筋が外国の人がボーカル





啓司「黒木啓司。パフォーマーです。」

ケン「橘ケンチです。よろしくねAちゃん。」






ここまで自己紹介をされて、
わたしも彼らに頷いて応えていた


ボーカル、パフォーマーと頭に叩き込みながら



そして、案外怖くないもんだと思って
次の人に目を移す






そこでわたしは、驚いた




次第に周りがうるさくなって、

TAKAHIROさんとAKIRAさん
それから...MAKIDAIさんだろうか


何人かの叫び声が耳を貫く




暫くすれば、
止まっていた思考も動き始め





わたしはそこで漸く自分の立場を思うのだ






どうして



抱きしめられているのだろう、と









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