聖なる夜のサプライズ ページ40
彩音side
朝起きたら……
「……」
国永が私の部屋で寝ていました
いや、何でだ？
私昨日国永に何かしたか？
思い当たる節がない
確か今日は十二月二十五日
クリスマスだが
何でこうなった
ご丁寧に赤色のリボンで飾り付けされてるが
彩「おい国永、起きてくれないか」
「…んぅ」
起きねぇコイツ
いやマジで起きてほしいんですけど
本当、いきなり過ぎて心臓止まるかと思ったんですけど
つかお前、驚き提供とかあんまりしないでしょ
てか早く起きてください、此処私の部屋だから
「…あるじ？」
あっ、やっと起きた
すると国永は見る見るうちに顔を赤くして……
「ちょっ…！何で君が此処に居るんだ!?というか、何だこの紐！」
めっちゃ慌て始めたよ
彩「いや、此処私の部屋だし、お前が一番驚いてどうする」
「はぁ!?有り得ない！俺はいつも通り自分の部屋で寝ていただけだ！つかこの紐どうやって解くんだ!?」
今のアンタの状態は手首と足首にリボンを巻かれている状態だよ
その状態でよく解こうと思ったな
お前どれだけ器用だよ
彩「暴れるな、解いてやるから」
「早くしてくれ！俺はこんな趣味無いんだからな！」
彩「知ってるからガチで暴れるな、手元が狂う」
「お、おう…」
何とか解けたんだが
何で国永は未だに顔が赤いんだ
あの状態を見られて恥ずかしいのか？
彩「この事は誰にも言わないから、落ち着け」
「待て待て！俺が自分で此処に来たと思ってないだろうな!?」
彩「違うだろうな、この本丸には悪戯好きの奴等は少数だ、その中の誰かとしか思えんだろう」
「うぁ〜…真逆君の部屋で起きるとは思ってなかったぜ…」
彩「私も起きてすぐにお前が目に入るとは思っていなかった」
起きて目の前に国永の顔があった時は
ガチでびっくりした
まだ一寸顔熱いんだが
「取り敢えず俺は出る…騒がせてすまなかった」
彩「いや、大丈夫だ」
国永は顔を抑えながら部屋を出て行った
若干、思い当たる節があるんだが
後で聞いてみるとするか
はははーどんな顔をするかなー(怒)
彩「何か言うことは？(怒)」
燭「すみませんでした」
倶「…」
そう、伊達組だ
彩「何がしたかったんだお前等」
燭「いや…ね？二人共微妙に距離を取ってる気がしたから少しでもって思って…」
彩「余計なお世話だ！」
朝から心臓バクバクだわ
何考えてるんだお前等は
あれ程恥ずかしいことなかったぞ
倶「満足そうだな」
反省する気は無いんだな？(怒)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 99人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カノト(プロフ) - 真紅さん» 有難うございます！あんな感じで良かったのか不安でしたが、満足頂けて良かったです！ (2017年12月2日 21時) (
レス) id: a01b9f2740 (このIDを非表示/違反報告)
真紅(プロフ) - カノトさん» 拝見させていただきました。 凄い、こう、間極まって言葉が出てこないんですが、凄く良かったです！ ありがとうございました！これからも応援しています！ (2017年12月2日 19時) (レス) id: a4c5690381 (このIDを非表示/違反報告)
カノト(プロフ) - 真紅さん» リクエスト有難うございます！確かに本編じゃまんばちゃんとの絡みが未だ無いので頑張らせて頂きます！ (2017年12月2日 19時) (レス) id: a01b9f2740 (このIDを非表示/違反報告)
真紅(プロフ) - まんばちゃんとの絡みが見てみたいです。一気見しちゃうくらい面白いです！寒くなって来たので御自愛ください。 (2017年12月2日 18時) (レス) id: a4c5690381 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
