鶴が八十九羽 ページ19
「朝からの茶も良いもんだな」
三「そうだろう」
お前いつも早起きしてお茶飲んでんのか
三「早起きは老人の特権だな」
「それはまるで、俺も老人だと言いたげだな」
三「同じ平安の生まれなのだ、変わらぬだろう?」
「君にそう言われるとは驚いたぜ」
?「何をしている、じじいコンビ」
「俺はじじいじゃないぞ!?」
三「はっはっはっ、鶴は酷い事を言うな」
振り向くとそこには鶴崎が立っていた
制服に着替えていてこれから学校だろうか
それにしても、『じじい』は傷付くぞ
彩「これから出掛けてくる、出陣は帰ってからだ」
「嗚呼」
三「あい分かった」
彩「それまでちゃんと留守番していろよ?特に宗近」
三「はっはっはっ、名指しか」
三日月って、巷じゃ『徘徊じじい』だもんな……
それを言うなら鶴丸も『驚きじじい』だよな
俺、鶴丸らしくねぇじゃん……
「俺には言う事はないのかい?」
彩「お前は落とし穴とか余計な事しなければ、問題は無い」
「違う意味で問題児扱いかい」
彩「逆に大人しすぎて問題児だわ」
本当に傷付くぞ
挙句には泣くからな
いや、泣かねぇけど
「まぁ、亜種みたいなモンも居るってことだな」
彩「じゃあお前はその『亜種』という扱いで良いのか?」
「簡単には戻せないんでな」
99人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カノト(プロフ) - 真紅さん» 有難うございます!あんな感じで良かったのか不安でしたが、満足頂けて良かったです! (2017年12月2日 21時) (レス) id: a01b9f2740 (このIDを非表示/違反報告)
真紅(プロフ) - カノトさん» 拝見させていただきました。 凄い、こう、間極まって言葉が出てこないんですが、凄く良かったです! ありがとうございました!これからも応援しています! (2017年12月2日 19時) (レス) id: a4c5690381 (このIDを非表示/違反報告)
カノト(プロフ) - 真紅さん» リクエスト有難うございます!確かに本編じゃまんばちゃんとの絡みが未だ無いので頑張らせて頂きます! (2017年12月2日 19時) (レス) id: a01b9f2740 (このIDを非表示/違反報告)
真紅(プロフ) - まんばちゃんとの絡みが見てみたいです。一気見しちゃうくらい面白いです!寒くなって来たので御自愛ください。 (2017年12月2日 18時) (レス) id: a4c5690381 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ